フランス人が恋しがるフランスのお土産!もらって嬉しいフランス土産を紹介します。

お役立ち情報
フランス人が恋しがるフランスのお土産!海外生活で不足するフランス土産を紹介します。

海外で生活していると無性に食べたくなる自国の食べ物。

寒くなると、なぜかとっても恋しくなります。

このセンチメンタルは万国共通のようです。

フランスの自分へのお土産

フランス人が滞在している場所が日本の大都市であれば、

一見、 不便が無いように感じてしまいます。

なんでも揃っているので、問題があれば値段が高いのかな?

くらいにしか思いませんよね。

しかし、


この商品はこういう味じゃないとダメ。

類似品はあるけれども、これじゃない感。

おいしさを求めてるんじゃなくて、懐かしさを求めている。

故郷限定商品に涙する。


やっぱり本物の技と味にはかないません。


どの国の人だろうとこんな感情が巻き起こります。


一時帰国するたびに、パンパンにふくれるスーツケース。

海外在住のフランス人は一時帰国するたびに何を買っているのでしょうか?

今回は「海外在住のフランス人が欲してるものランキング」 を紹介したいと思います。

日本で買えないフランスのお土産

日本に住むフランス人のお友達に渡すとかなり喜ばれるフランス土産です。

日本の大都市ならば、もちろん見つかるものもあるけれど、

細かい「こだわり」があるのでなかなか発見できないそう。


フランス人の食べ物への「こだわり」が丸わかりのランキング、さっそく見てみましょう!

1位.カリカリのフランスパン

断トツの1位の「フランスパン」。

フランス人なら避けて通れません。



焼きすぎでもなく、ナチュラル過ぎない。

小麦色に輝いた香ばしい、そしてカリッとしたフランスパンが恋しくなるようです。


フランスのパン屋さんに行くと、

お客さんがフランスパンの焼き方を指定し、買っている光景をよく目にします。


お肉の焼き加減に好みがあるように、パンにも焼き方のこだわりがあるのです。

「bien cuite 」「 pas trop cuite 」「blanche」

「良く焼けた」「焼きすぎない」 「ちょこっと焼けた」

「 pas trop cuite 」 が一番聞くような気がします。


買って翌日くらまでは美味しく食べられるので、フランスパン専用の袋に入れて渡すといいかもしれません。


日本人で例えると、海外で食べるお米が美味しくないと感じることと等しいのかな?

こだわりを感じさせる、納得の1位です。

2位.とろけそうなチーズ

現在フランスで生産された35%のチーズが海外で流通しています。

ただ無性に食べたくなるのは、

カマンベール、ルブロション、ボーフォール…

チーズを半分に切った時に中身がトロっとこぼれ落ちそうな、熟成されたマイルドでコクのあるチーズです。


フランスのチーズ製法の一つに「lait cru」と呼ばれる、牛乳本来の味を最大限に引き出す方法でつくられた「無殺菌」のチーズがあります。

加熱をしていない生乳製品の為、輸出が難しく国境をまたぐことが困難なチーズです。

手に入ったとしても、値段が高い…

アジア圏では高級品扱いになっています。


カリカリのフランスパンと一緒に熟成したチーズをのっけて思いっきり食べたい。

食後のシメが何か物足りない…

そう思っているはずです。

3位.コニャックなどの食後酒

食後にチーズを食べても、なんか物足りない…

主には消化促進の為とも言われますが、

チビチビと食事の余韻を楽しみたいムッシューの要望も多いようです。


フランスでは「digestif」といわれ、レストランに行くと飲み物リストに必ずあります。

特にフランス産のコニャック、カルヴァドス、アルマニャック。

ブランデー好きなら、泣いて喜ぶかもしれません。

フランスの決められた産地で収穫された原料を使用し、その他細かい規定に従って製造された超有名ブランデーです。

4位.調理用のダーク・チョコレート

家庭でお菓子を作る事が多いフランス。

なんといっても大人気は「ガトー・ショコラ」。

子供の時から慣れ親しんだ味で、午後のティータイムに無性に食べたくなります。


この手のお菓子は、わざわざ買いに行ってまで食べるほどでもなく、

お家にある材料でサッサと作ってしまいます。


そんな時に必要なのは調理用のチョコレート。

特に「チョコレート・ムース」 「フォンダン・ショコラ」 「タルト」

そしてもちろん「ガトー・ショコラ」。

これらのお菓子の味を引き立てる、調理用ながらも「濃厚で奥深い味のするダーク・チョコレート」 。

見つける事がなかなか難しいようです。

5位.マスタード「鼻にツンとくる辛めタイプ」

ステーキを焼いたら必ず登場するマスタード。

フランスでのスタンダードはペーストタイプで、

粒タイプのものはドレッシングなどの調理時に使う事が多いです。


フランス・マスタードの代名詞。

「ディジョン」

砕いたマスタードの粒と白ワインを混ぜてペースト状にした製造方法は、何世紀も前から継承されています。

クリームのように滑らかで濃厚なディジョン・マスタード。

マスタードにもマイルドだったり種類がありますが、

この「forte」(強い)タイプ。

鼻にツンとくるタイプのマスタードが

お肉を焼いた時に恋しくなるそう。


ちなみにステーキを食べる時にインゲンを一緒に準備すると、シンプルながらもフランスを思い出すようです。

6位.マロンクリーム

甘いもの大好きなフランス。

チョコレートはもちろん、マロンクリームも大好きです。

ブリオッシュ、バニラアイスクリーム、ヨーグルトの中にマロンクリームをトッピングすれば、ヒット間違いなしです!

ネットで購入できるようですが、

日本の甘栗を教えてあげるのも手かもしれません。

7位.なつかしいお菓子

おいしいクッキー、マドレーヌ、サブレ、バタークッキーなど

小さなころに食べたなつかしい味を求めている人も多いようです。

日本の場合、上品な甘さのものが多いので、フランス人からしてみるとパンチが足りないのかもしれません。

8位.「赤ちゃん用」ミルクと離乳食

日本が推奨するように母乳育児を応援している国もあれば、

共働きが多いフランスのように、早めに母乳を切り上げる国もあります。


フランスでは、赤ちゃんが10か月ころになると、

一般的な赤ちゃん用の粉ミルクから「du lait de croissance」と呼ばれる粉ミルクに切り替えるママも多いです。

du lait de croissance とは、著しく成長する赤ちゃんの栄養バランスを補う為に取るミルクで、1歳から3歳くらいまで飲むように推奨されています。

またお腹を満たす為、粉末状の穀物をミルクに混ぜたり、

おやつ用にビスケット粉末をミルクにいれたり、

ミルク関連商品のバラエティーだけでも相当な数です。

また共働きも多い為、「pot 」と呼ばれる一食用の離乳食やデザートも充実しています。


ただ海外にでてしまうと、おなじものが推奨されているわけでもなく、非常に苦戦するようです。

商品を見つける以前よりも理解してもらう事が難しかったりします。

9位.フランス語の出版物

読書が好きなフランス人にとって、フランス語の出版物はとてもありがたいプレゼントです。

週刊誌であっても雑誌であっても小説であっても、

自国にいる時と同じペースで購読することは不可能です。

10位.フランス薬局のコスメ

コスメ大国フランス。

クラランス、ランコム、ディオール、MAKE UP FOR EVERなど、

フランス・ブランドは世界中で簡単に見つける事ができます。


ただ、お肌のケアはデパートブランドではなく、

フランス薬局で販売されている基礎化粧品がおちつきます。

皮膚科医が推奨する薬局コスメ。

保湿性も高くて敏感肌用。


今まで使い慣れた基礎化粧品を変える事はなかなか難しいのです。

フランスのお土産、まとめ

自国から遠く離れた国に住んでいる人たちにとって、故郷のものは心がいっぱいになります。

今回紹介したランキングには、もちろん個々の好みもあるし、輸入に規制があるものも含まれます。

もしフランスを旅した時、

日本在住のお友達へのお土産さがしに迷った時に、ぜひお役立てください!

参考サイト:start.lesechos.fr