バターが好きすぎてハマる。
特にパンとの相性が個人的には一番好きで、
フランスの美味しいパンと美味しいバターを堪能する事、およそ10年。
やっぱり、なんとなく太ってしまいました。
一度、味を占めると戻れなくなるバターの魅力。
パンだけではなく、バター風味のお菓子が大好きな人へ。
今回は「フランスのお菓子の魅力!バターが香ばしいブルターニュ発祥のお菓子」 を紹介します。
フランス産、美味しいバターを使ったお菓子
お家で作るお菓子は、健康を考えて砂糖もバターも控えめ、
でもそれをそのまま、外に持ち出して皆に食べてもらうと、
高い割合で不評です。
フランスのお菓子が美味しいのは、美味しいバターを思いっきり入れているからだと思っています。
それでは、おいしいバターをふんだんに使ったフランスを代表するお菓子の紹介です。
クイニーアマン「Kouign Amann」
ブルターニュの「クイニーアマン」は、しっかりとキャラメリーゼされたタイプが多いです。
日本では30年ほど前に爆発的に流行った記憶があるのですが、
中学生の時、初めて日本のパン屋さんでクイニーアマンを食べた時、
あまりの美味しさにリピ買いしたと同時に、食べ過ぎてはいけないと脳のどこかから指令を感じたことを覚えています。
ブルターニュ発祥のお菓子で、塩バターと砂糖をたっぷり練り込んでオーブンで焼いたお菓子です。
ミルフィーユ状になったサクサクの生地に、オーブンの熱でキャラメリゼされた砂糖がコーディングしたほうが、これぞブルターニュという感じがします。
クイニーアマン、サンマロの持ち帰り店
サン・マロ旧市街の中に手作りのクイニーアマンの店「 Kouign Amann St. Malo 」があります。
持ち帰専用のお店で美味しいですが、店舗の側面が全面ガラス張りになっているので、作っている様子を通りから見る事ができておすすめです。
もしサン・マロに行く機会があれば、 ぜひ立ち寄ってみてください!
パレ ブルトン 「Palets Bretons」
パレ ブルトンとは、普通のビスケットよりも厚めでサクサクしたビスケット。
こんな感じで、少し焼けた パレ ブルトンが好きです。
個人的にこのビスケットを買ってきて、チーズケーキ・レアチーズケーキの下地として使っても物凄く美味しいので、お菓子作りが大好きな方は、ぜひ試してもらいたいと思います。
コーヒーよりも紅茶と一緒に食べるた方が相性がいいです。
もちろんフランスのスーパーなど、どこでも見つかりやすいのでお土産に最適です!
ガレット ブルトン(ビスケット) 「Galettes Bretonnes 」
ブルターニュ名物のガレットもしくは、ビスケットの事をいいます。
薄焼きでサクサク、私たちが想像する通りのビスケットです。
お家でも簡単にできるのでママンの味、子供のころから慣れ親しんだ味。
フランスを離れ外国で暮らすフランス人に、お皿に並べられたシンプルなこんな感じの写真をみせると、懐かしさでいっぱいになると思います。
海外で生活していると無性に食べたくなるフランスの食べ物、第7位です。
詳しくは、こちらもどうぞ!
ビスケットも、フランスの至る所で見つかります。安くても当たり外れがないので、こちらもお土産におススメします。
ガトー ブルトン 「Gâteau Breton」
ガトー ブルトンは、上に紹介した「パレ ブルトン」「ガレット ブルトン」のビスケットの美味しさをそのままケーキにした感じです。
お店によってガトーブルトンの形は、ほぼケーキの大きさだったり、小さい丸い形だったり、四角だったりします。
中身もシンプルな塩バター風味だったり、キャラメル風味、ジャムをサンドしたもの、レモン風味のものなど、ほんとにバラエティーにとんだケーキです。
ガトーブルトンはこれです!と一言で説明が出来ないほどお店によって違います。
個人的には写真のような甘酸っぱいジャムがサンドされたものが好きです。
ガトーブルトンもスーパーに行けば、パウンドケーキ売り場で販売されているので、日本へのお土産にも出来ます。
パウンドケーキ「 Quatre-quarts 」
日本でいうパンケーキ、ブルターニュ名物のパンケーキの事を「quatre-quarts 」といいます。
quatreは、フランス語の数字で「4」
quarts は「1/4」です。
なぜパンケーキの事を「quatre-quarts 」というかと言うと、
小麦粉・砂糖・バター・卵が、1/4づつ入ってるからです。
例えば6人分の「quatre-quarts 」を作りたい時、材料の分量はこんな感じです。
- バター 250g
- 小麦粉 250g
- 砂糖 250g
- 卵 4個(黄身)
- ベーキングパウダー(一袋)
白っぽくなるまで混ぜて、180度のオーブンで45程度焼くだけなので簡単です。
キャラメル「Caramel」
そして、ブルターニュを代表するお菓子と言えば「キャラメル」です。
でも実は、普通のキャラメルはあまり得意ではない…
多いですよね。
でも、こういったビンに入っているペーストタイプのキャラメルは、アイスクリーム・パン・ホットケーキにトッピングしたり、お菓子作りに活用出来たりして幅が広がります。
もし、パリでおいしいキャラメルを探している場合は、ジャックジュナン「Jacques Genin」のキャラメルがおすすめです。
ジャックジュナンさんは、フランスを代表する有名ショコラティエですが、キャラメルも有名です。
キャラメル苦手な人でも、 ジャックジュナンのキャラメルは大好きという人沢山います。
マンゴーパッション・カシス・ピスタチオ・フランボワーズなどが特別美味しいです。
バター味のキャラメルではないですが、ジャックジュナンのキャラメルお試しあれ!
そしてブルターニュのお菓子を極めた地元のパティスリー。
特にクイニーアマンがおすすめです。
↓↓
そしてこちらもブルターニュ菓子コンクール荒らしのパティスリー
DOUCEURS CHOCOLATS’T
19 quai de Cornouaille – 29800 LANDERNEAU –
http://www.chocolatst.com/Catalogue_Sp%C3%A9cialit%C3%A9s%20bretonnes.aspx