美食大国フランス。
世界3大料理を代表するフレンチは、お皿の上がとってもアートで目も胃袋も楽しませてくれます。
マイルドでクリーミー、
永遠と食べていられる贅沢な味、
短期でフランスに来るならば、
これぞフレンチという店を堪能したいですよね!
しかし外食が3日目・4日目あたりになると、
特に男性は「あれ!」と思うところがあります。
甘くもなく・辛くもなく・酸っぱくもないフレンチ料理…
フレンチに飽たかも…
ちょっと違う料理が食べたいかも…
遅かれ早かれ、いつしかフレンチ料理にあきてくることがあります。
そうなった時、小休憩をはさむべく、
スーパーに立ち寄って、食材をさがしてみてください。
滞在しているホテルやアパートで「おうちごはん 」 してみましょう。
今回は「お酒がすすむフランスの食べ物!お土産に不向きだけどフレンチに飽きたらこれ!」を紹介してみたいと思います。
お酒がすすむフランスの食べ物
フランスのスーパーや食材を扱っているお店には魅力が溢れています。
フレンチレストランもいいけれど、旅先のスーパーや総菜店を覗いてみて、食べてみたいもの・気になったものを片っ端から試すことをおすすめします。
日本にはない、その国にしかないものを食べる。
日本に持ち帰えることができない、現地でしか味わえないものがあります。
お酒売り場には、すでに冷蔵庫で冷やされた泡もあるし、
シャンパン・ワイン用の使い捨てのグラスも売ってるし、この上なく幸せです。
それに「おうちごはん」といっても料理は不要。
フランスパンを色々買ってパンに合う食材探しをすれば、パーフェクトなおつまみが出来上がります。
お土産に向かないフランスの食べ物「アペリティフ」
食前酒や食前酒と一緒につまむものを「アペリティフ」といいますが、
フランスのご家庭に食事に招待されるとき、
いきなり食事ではなく、会話とアペリティフを楽しみます。
今回ここで紹介するものすべて買うと、おつまみというか立派な食事の量になってしまいますが、
全て試して欲しいものばかりです。
フランスの新鮮な野菜
野菜が新鮮なフランス。
アペリティフにピッタリなフレッシュな野菜があります。
おつまみに野菜をプラスすれば、旅行で不足がちな野菜を補う事ができます。
ラディ
束で売られているラディ「Radis」。
この写真のように細長かったり、丸いものがあったります。本当に新鮮なものは、少し甘味があってみずみずしいです。
※土がついている場合が多いので、良く洗ってから食べてください。
プチ トマト
フランスのプチトマト。
赤色・黄色・茶色、丸かったり、細長かったり様々ですが、
断然おすすめは、写真のようにヘタが付いているものがおすすめです。
甘味が他のものより倍増しています。
プチトマトを食べるコツは、ちゃんと口を閉じてから噛まないと、プシューっと中身が勢いよく外にとびだします。
フヌイユ
日本にはない野菜、フヌイユ「Fenouil 」。
セロリのような食感で、どこかフルーリーな香りがします。
好みは別れるかもしれませんが、フランスの野菜にチャレンジしてみてください!
※葉っぱのところは食べません。
そして、キュウリ
フランスのキュウリの皮は日本のよりも硬く、食べづらいです。
キュウリをアペリティフに付け足す事で、胃がスッキリします。
野菜の他に、フルーツもお勧めです!
そしてマヨネーズ売り場に行けば、
野菜ディップ用にこういった商品も使えるので、いろいろお試しください。
ビンに野菜の絵が付いていなくても、野菜にもあいます!
ハムやソーセージ
そして、もっともおススメしたいのは、
ハム・ソーセージ・パテなどの盛り合わせ。
シャルキュトリ
「charcuterie」といいますが、売り場には選びきれないほどの専用売り場があります。
パンと一緒に食べるとうまさが増します。
ピクルスを一緒に添えれば、ここだけで豪華な一品ができます。
理想はこんな感じで。
ソシソン
おすすめのソシソン「 Saucisson 」。
常温で保存できるし、ただ切るだけで簡単です。
普通のハムよりもより濃厚な味わいで、おつまみにピッタリです。
チーズ
チーズはなんでもいいので、食べたいものを買ってみましょう。
ただ食べ残して部屋に置きっぱなしにすると、部屋がチーズ臭く充満しますので気をつけましょう。
小さいサイズの盛り合わせがあるので、ちょこちょこ食べるには最適です。
スーパーの「フロマージュ売り場」、これぞフランスの品ぞろえ!
フロマージュ専門店で切り取ってもらうもよし、スーパーの物でも十分に美味しいです。
アペリティフ用のケーキ
アペリティフ用のケーキ。
スーパーのものはピンキリになるので、お総菜やさんにあるものがおすすめです。
ケーキと言っても甘くなく、中に入れる食材も豊富でバラエティの幅が広がります。
ただこれも食べ過ぎるとここだけで、お腹いっぱいになるので一切れ二切れでおさめましょう。
タラマなどディップできるもの
いろんな種類のものがありますが、
小さな容器に入り、得体のしれないピンク色のペースト状のもの。
それは「Tarama」です。
正確にはフランスの産物ではないのですが、
タラの卵を絶妙な味付けでペーストしたもので、フランスでも人気の食べ物ですし、日本人の口にも合うと思います。
専用の小さなパンケーキ(無味)の上にのっけて食べるのですが、
このパンケーキはトースト機で温めないとおいしくありません。
もしない場合は、普通のパンでも十分に美味しいので、ぜひ試してみてください。
一度食べると、止められない美味しさです。
リエット
リエットと聞くと、豚肉を思い浮かべるかもしれません。
ですが一押しは、「Rillettes de maquereau」「リエットド マクロ―」。
サバのフィレとクレームフレッシュ・ピクルス・マスタード・オリーブ・塩などを混ぜてペーストにしたもの。
これもパンと一緒に食べます。
もちろんフランスパンとバター
そして忘れてはならないのは、フランスパン
「Baguette」(バケット)です。
リエットやタラマ、そしてチーズと一緒に。
ハムにはパンとバターが似合い増す。
ハムにはすでに塩が含まれているので、無塩タイプのバターがいいかもしれません。
「Doux」と書かれているものがおすすめです。
また、フランスのパン屋さんに必ずおいてあるパンの種類・フランス語を使ったパンの買い方など、こちらでも紹介しています。
参考にどうぞ!
↓↓
お土産にもできる「フランスのおつまみ 」
もし胃袋に余裕があれば、ちょこちょこおつまみに最適だけれども、
お土産に持って帰ることも出来る「フランスのおつまみ」達です。
チップス
定番のチップス。
日本にはない味のチップスもありますが、個人的に一番おいしいのはやはり「塩味」。
一度フランスのチップスを食べると、他のものが食べれなくなるくらいパリパリです。
ナッツ系
次にお勧めしたいのはナッツ系。
スーパーのナッツ売り場、袋に詰めてあるものが持ち帰りに便利ですが、量り売りで買うこともできます。
本当にシンプルに味がついていないもの、ローストされたもの、塩味がついているのも。
味付けもそうですが、種を含めたナッツ類がおすすめです。
オリーブ
フランスではオリーブも沢山試してみるといいと思います。
種付き・種なし、
シンプルな味付けから、ミックス、スパイス、ニンニク漬け、マリネ、パプリカ入りなど多彩です。
しかし一番のおススメは、「アンチョビ入り」です。
量り売りがおすすめですが、
日本に持ち帰る場合は、袋に詰めてある市販のものにしておきましょう。
お酒がすすむフランスの食べ物「 まとめ 」
お酒がすすむフランスの食べ物いかがでしたか?
疲れていてもすぐに食べれるように、切るか洗うだけで出来上がります。
フランスの一般家庭のアペリティフで必ず登場するおつまみばかり。
日本には持ち帰り不可能なものも含まれるので、ぜひ現地で堪能ください!