フランス人の57%はコロナ太り。外出制限が食生活や心理に与える影響について

人・心理・行動
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外出制限可下にあったフランス国民の57%が「体重が増えた」と答えた事が「Ifop(フランス世論研究所)」の調査結果で明らかになりました。

この調査結果では、

  • 外出制限が食生活や心理状態に与える影響について
  • 運動をしているけれども太ってしまう「コロナ太り」について
  • 外出制限中に太った人の特徴

などについて説明されていましたが、実際に私自身もフランスで軟禁生活を余儀なくされていたため、外出制限中に体重が増えてしまい、自分に起こった食生活の変化とアンケート結果が一致しすぎて、なぜ体重が増えやすくなったのかが納得できました。

今回は「外出制限が食生活や心理に与える影響」お伝えします。

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フランス国民の57%がコロナ太り。平均で2.5キロ増!

フランスでは2020年3月17日の正午から5月10日まで外出制限の措置が取られてましたが、このアンケートは制限中の2020年4月24~27日に行われました。(18歳以上のフランス人3,045人が対象)

「外出制限中に体重の増減はあった?」質問の結果

自粛状態になってから38日~41日後に「体重が増えた」と答えた人は全体の57%で、痩せたと答えた人の4倍以上の人数でした。

「何キロ体重が増えた?」質問の結果

計算してみたらアンケートに答えた人(3045人)の内、226人は「約40日で5キロもしくはそれ以上太った」と回答したことになります。

男女別の平均では、

男性…+2.7 キロ
女性…+2.3 キロ

となり全体でみると約2.5キロ太った結果になります。

体重が増えたと答えた人「4割は毎日運動していた」

外出制限中に痩せたと答えた人は「運動を毎日している人で一人暮らし」の人が多かった。とIfopの調査結果で明らかになりましたが、

「体重が増えたと回答した人は、運動はしていたのか?」

気になりますよね。

フランスでは外出制限中であっても、1時間以内のジョギングやウォーキング等であれば外出することができました。家の中のエクササイズも含めてどれくらいの頻度で運動をしていたのか?

その質問の回答では、男女平均で42%の人が「毎日運動はしていた」と答えています。

毎日運動していても太ってしまう人が4割ほどいます。

普段の生活ならば通勤や通学で歩いたり、週末に出かけたり、子供を迎えに行ったりと消費されるエネルギーが多いので、それにスポーツをすれば体系維持ができるのですが、自粛中は座りっぱなしの生活になってしまうので、毎日スポーツをしていたとしても太ってしまう…

そんな単純な理由だけではない事がこの調査ではわかっています。

「子供がいる人」は太りやすい傾向

そしてこの調査結果で一番興味深かった事ですが、

「外出制限中に太った人」は、家族構成によって影響される事がわかりました。

コロナ太りをした人の中で一番ボリュームの多かった家族構成は、子供がいる世帯です。

子供のいない一人暮らしの人では、男女平均で53%の人が太ったと回答したのに対して、子供がいる世帯になると太ってしまう割合が増えます。

ただ男性と女性では子供が何人いるかによって違いがあり、

  • 子供が2人いる男性の65%
  • 子供が1人いる女性の68%

が太ったと答えており、子供がいると体重が増える傾向がある事が分かりました。

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体重増加の原因は、食生活や心理状態の変化

運動を毎日していも体重が増える。子供がいると体重が増えやすくなる。

それはなぜなのか?という事もifopでは調査されていました。

1.「食事の支度」の時間がない

まず一つ目、これは子供がいる親にとても多かった回答ですが「食事の支度」をする時間がなく、簡単に済ませてしまい、バランスの取れた食事ではなかったことがあげられています。

なぜこういった事が起こるのかというと、外出制限中は在宅勤務が推奨され自宅で仕事をしているのに、子供の学校も閉鎖されたのでお勉強も見なければいけないジレンマに陥っているからです。

今までは職場の仲間と昼はゆっくりランチをしていたのに、在宅になってからは昼ごはんの準備や後片付けもしなければいけない…

子供の学校からも毎日大量の課題が出ていて、仕事が進まない。

親が提出物をチェックして進めさせたり、分からないとこを教えたりと、横にいて教える必要が出てくる場合があります。

親も在宅で仕事しているので、なかなか思うように子供の学習を見る事が出来ず、夕方になっても課題が終わらない…

すべてが終わってから慌ててご飯の準備をしている家庭が多く、炭水化物メインの簡単なものを食べていると、栄養バランスが無くなり体重が増える傾向にあります。


在宅勤務×自宅学習。親からは【出来ない】のオンパレード、実際の声。

2.外出を禁止されると無意識に反動が出る=過剰消費

外食に出かけたり、旅行に出かけたり、ジムに通ったり、習い事をしたり、友達と出かけたりと、日頃のストレスを外出によって発散出来ていたことが、外出制限下になると放出できずにストレスが溜まりやすくなります。

人は何かを禁止(外出の自由がなくなる)されると、無意識に他の物で補う傾向が強くなり「過剰消費」の必要性を感じてしまうのだとか。

外に出かけられない分、家での食事を充実させるたくなる。

外出が出来ないストレスが溜まると甘い物が食べたくなるとか。

過剰消費につながりやすくなり、食べる量・食べ物の質にも影響します。


確かに私も外出制限をされている分、家での時間の過ごし方やご飯を充実させていました。

▼良いお肉を買ってきてバーベキューしたり、


▼チーズの食べ比べしてみたり、

もしかしたらストレスの反動だったのかもしれません。

外出制限が食事に与える影響のアンケート結果

  • 42%の人がアペロ(食前酒やおつまみ)をする頻度が多くなる
  • 20%の人が食べる量が多くなる
  • 23%の人がチョコレートを多く消費する

ジャンクフードの消費の割合

さらには、いつでも冷蔵庫や戸棚から自由にとって食べれる状態にあるので、嗜好品が多くなる傾向もあります。

どれくらいの頻度でジャンクフードを取っていたのか?

最低でも週1回は次の食べ物を取っていたという人の割合は下のような結果になりました。

  • チョコレート…73%
  • 加工肉製品…61%
  • 砂糖菓子(飴など)…48%
  • 揚げ物(フライドポテトなど)…46%
  • スナック菓子…45%
  • 炭酸ジュース…44%
  • 冷凍食品・市販食・ファーストフードなど…33%
  • ピザ…30%
  • パンに塗るスプレッド(ヌテラなど)…25%

やっぱりストレスが溜まると甘いものが食べたくなりますよね。フランス人はチョコレート大好きなので、チョコが圧倒しています。

個人的にですが、軟禁中はフライドポテトが無性に食べたかったです。

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まとめ

外出できないフラストレーションを食べ物で解消していれば、スポーツをしていても確かに太ってしまいますよね。

日頃からスポーツをしてバランスの取れた食事をしていれば、太った分の体重は直ぐに落ちると思いますが、

外出制限が緩和されてからダイエットをしたいと考えているフランス人は、男性で15%、女性で21%しかいないそうです。


▼今回の調査結果は、健康的な食生活の情報を発信するメディア「Darwin Nutrition」の為に行われました。

https://www.darwin-nutrition.fr/wp-content/uploads/2020/05/Rapport_Ifop_Darwin-Nutrition.pdf

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