服装がはげしすぎて、美術館の警備員に入館拒否される。
2018年11月にルーブル美術館への入館を拒否られた女性と、2020年9月オルセー美術館で入館に待ったをかけられた女性の服装について、観光でフランスを訪れる時の服装を考えてみたいと思います。
ルーブル美術館が入館拒否した人の服装は「露出多め」
27万人のフォロワーを持つ、とあるインフルエンサーが
「当日の服装、何がいけなかったの?」
と、アップした写真。
彼女がルーブル美術館の入館を断られてしまった理由がなんとなくわかります。
▼ルーブル側がストップをかけたのも納得です。
ちなみにこの時期は、11月半ばのパリ。
オシャレは我慢なのか、寒くないのかが気になります。
ドレスの胸の位置があと5センチ上だったら、ギリギリ入館できてたような気がしますが、露出が多いと美術館の規則に違反して、入館できなくなるリスクが高くなる事が分かりました。
オルセー美術館が入館拒否した女性の服装例
そして、2020年9月にも同様の例がオルセー美術館でも起こりました。
胸元が大きく開いたワンピースを着た女性がオルセー美術館で足止めをくらったてしまたようです。
▼こちらの方は、ルーブルのインフルエンサーよりも露出は少なめですが、チェックで引っかかりました。
フランスのオルセー美術館が、胸の谷間が見えるドレスを着た女性来場者を、根拠が不明確な“規則違反”だと言い張り入館拒否して炎上。その場で折れた女性がジャケットを羽織って係員から入場が“許可”されたが、肌を晒す女性に対する好悪による恣意的な差別として問題にhttps://t.co/IMqMG3k9Um
— しんじ@理科実験あそびプロジェクト復興のためお仕事承り中 (@oekakimaestro) September 10, 2020
▼ちなみに、この騒動が起こった週の日曜日、オルセー美術館の対応に怒った20人前後のフェミニストがオルセーに集結。上半身裸でデモを行いました。
⚡️BREAKING NEWS⚡️
— FEMEN (@Femen_France) September 13, 2020
L’OBSCÉNITÉ EST DANS VOS YEUX !
Une vingtaine d’activistes #FEMEN sont allées aujourd’hui faire une petite visite topless au musée d’#Orsay.
Stop à la sexualisation du corps des femmes !
OIO pic.twitter.com/RVJp2UO6ts
ルーブル美術館の規則例と各施設のセキュリティチェック
美術館にもよりますが、
禁止されている装いがあります。
- 水着
- 裸
- 上半身裸
- 素足
これは、ルーブル美術館の例です。
今回のようなザックリと胸が露出した服装は、
上半身裸ではないにしろ、規則違反になってしまうようで注意が必要です。
セキュリティ・チェックでひっかかる
フランスの有名美術館や有名建造物を入館する際には、
必ずセキュリティを通らなければいけませんが、
例えば、イスラム教徒の方が身に着けている二カーブで顔が隠れている場合。
▼スカーフで顔が覆われている。この場合はチェックどころか罰金を取られるかもしれません。
そして、仮装している場合も入場できない場合もあります。
以前コチラでも紹介した、Puy du Fou。
▼ここはフランスを代表するテーマパークですが、仮装での入場が禁止されています。
チェックに引っかかるのはよほどの事ですが、各施設に規則があることは注意しておきましょう。
まとめ
セキュリティで入場できない人を実際に見かけた事はありませんが、
ズボンが濡れているとの理由で、タバコ屋に入店できなかった人。
ドレスコードに引っかかって入店できない人。
何となく入店を断られている人など。
長くフランスに住んでいると、いろいろな場面に遭遇します。