今年の夏、バカンスを一緒に過ごしている友人が「ムール貝食べるからおいでよ!」と誘ってくれ、彼女の義理のご両親宅で昼食をご馳走になりました。
そこでご馳走になったムール貝が唸るほど美味しく、普段の食卓ではムール貝を毛嫌いしている子供達までもが「C’est très bon!(とっても美味しい!)」といいながら何杯もムール貝をお替りするほどの逸品でした。
子供だけに限らず大人たちも黙々と食べ続けたので、6キロあったムール貝をペロリと平らげてしまうほどの美味。
おじいちゃま直伝のムール貝レシピは、大胆過ぎるほどの目分量だった事。魔女が使ってそうな古い巨大鍋で作っていたので私的にグッとくるものがあったのかもしれませんが、人生で食べたムール貝料理で一番おいしかったです。
【感動するほど美味い】フランス流のムール貝レシピ
丸っきり赤の他人である私たち家族に美味しいご馳走を振舞って下さったお父様。フランス版、男の料理「Moules marinières」の作り方はとても豪快ですが、自宅で同じように目分量で作ってみたところ簡単に味を再現する事ができました。最後に4人分の材料を紹介してますので、是非試してみてください!
▼ご家族の皆さんに挨拶が終わり、ふと横を見たところ、トラックの前で黙々と燃えている何かに気付きました。
▼中を見たところ、大鍋の底には大量に刻まれたエシャロットとニンニク。パセリ、そしてローリエの葉とオリーブオイルが投入されていました。
▼薪が十分に燃えた後で鍋を置いたらしい。庭に落ちていた松ぼっくりも薪代わりとなる。
▼御年85歳のお父様が料理を担当する。運ばれてきたのは6キロのムール貝。
▼洗面器に入ったムール貝を鍋に投入&なべ底の材料に絡ませる&白ワインを回しながら入れる。6キロ分のムール貝だったので、これを3回繰り返した。
パセリは小刻みに切らずそのまま束をバラして投入。
▼残った白ワインをすべて投入。
▼最後にちょっと味をなじませる程度に混ぜる。
▼蓋を閉めて5分待つ。
▼ムール貝が開いたら最後にもう一度、味をなじませる程度に混ぜる。
▼火のかけ過ぎは禁物なので、即座に火から鍋を下ろす。
▼大きなサラダボール2杯分のムール貝を平らげる子供達。
ムール貝のワイン蒸し。4人分の目安
感動するほど美味かったムール貝。
後日、自宅に帰って再現して作ってみたところ。
材料をオリーブオイルで材料を炒めて、ムール貝を投入。少しかき混ぜて白ワインを投入。蓋を閉めて5分。
これだけで美味しいムール貝ワイン蒸しが出来ました!
ちなみにアサリで作ってみても美味しいです。アサリの場合はワインを入れずにバターを隠し味に入れ、バジルは乾燥タイプを使ってみましたが、こちらも美味しかったです。
とっても簡単で美味しいので、ぜひ作ってみて下さい!