【フランス革命】デモがフランス全土に拡大、フランス人の抗議の仕方

ストライキ・デモ
デモがフランス全土に拡大

フランス全土で行われているデモ。

先週の11月17日(土)から、ずっと続いています。

デモの主な原因は、燃料価格高騰です。

自宅近くのガソリンスタンドで調べてみると

現在のレギュラー価格は、1,451€/L(187円)

これではイカンと立ち上がった全国の人々は、

黄色の反射安全ベストを着用して抗議しています。

デモ、抗議の仕方

ただ道路を封鎖しているだけの事もあれば、

何かアクションをとっている時もあります。

ディズニーランドの駐車場入口を封鎖

先週末の11月18日(日)には、黄色いベストを着た人たちが

ディズニーランド・パリ、有料駐車場の支払い窓口を封鎖して、利用者を無料で通過させています。

通常、駐車場利用料金は一日30ユーロ。

なぜディズニーランド・パリが痛い目にあっているのか?

半分、腹いせ的な何かを感じとってしまいます。

その他、個性的なデモ

単体でデモをしている強者から、バーベキュー中の人まで。

このデモは本当に意味があるのか?と思うような個性的なデモをみてみましょう。

▼ほうきを持って一人でデモをする人

x.com


▼ピカチュウが混ざっていたり、


▼バーベキューしているだけの場合もあり、


▼オートクチュールによせてきたりと、結構な笑顔な人が多いのが印象でした。

実は計画性がないデモ

黄色いベスト運動が始まったばかりの時は、組合が団結して行っているわけではなく個々が参加して行っているデモなので、正直、計画性があまりなかったです。

ですが、地域によっては過激化していたり、死傷者も出ています。

この記事ではデモの「ほのぼの系」を集めてみましたが、

これをやって本当に意味があるのか?

一見そういう風にも見えるかもしれません。

しかし、このアクションを起こす速さ。

こういったところにフランス人の行動力が垣間見えます。

「許さんぞ、降参しないぞ!」

みたいな何かを感じ取ることができます。

パリ地下鉄、19か所封鎖

2018年12月1日追加:

デモが過激化し、パリ市内の地下鉄の駅が19か所封鎖しています。

特に凱旋門・シャンゼリゼ付近には近づかないようにしましょう。