Navigoカード・ImagineRの払い戻し、詐欺サイトに注意

Navigoカード・ImagineRの払い戻し、詐欺サイトに注意フランス現地情報
Navigoカード・ImagineRの払い戻し、詐欺サイトに注意

今回はストライキによる2次被害「Navigoカード・ImagineRの払い戻し、詐欺サイト」について紹介します。

Navigoカード・ImagineRの払い戻し、詐欺サイトが発生する理由

フランスでは、長く続くストライキの影響で、通勤や通学が辛くなり始めた人も多いのではと思います。

ストライキ初日よりも、公共交通機関の運行はかなりましになってきましたが、

それでも、

通勤にかかる時間は普段よりもグッと増えてることに変わりありません。

今日は2020年1月16日、昨年の12月5日にストライキが始まってからすでに40日以上が経つのですが、まだまだストライキは継続中です。

2019年12月パリの運行状況、定期券の利用価値がなかった

2019年の12月中の公共交通機関の運行状況は酷かったので、

「定期券を利用するほどの最低限のサービスには達していませんでした」

かなりの列車の乱れ、カオス的な大混雑があったので乗客の安全の為、予定を見合わせるか他の移動手段の利用がおすすめされていたくらいです。


▼詳しくは、大ストライキ中(2019年12月5日~)のフランスの交通・運行状況にて


Ile-de-France Mobilités(イルドフランスの公共交通機関・輸送を管理・調整している組織 )の会長は、かねてより、

最低限のサービス(提供できる列車やバスの本数、許容範囲外の時間の遅れなど ) に達しない場合は、定期券代の払い戻しをするように繰り返し提案していましたが、

SNCF(フランス国鉄)とRATP(パリ交通公団)は2019年12月分の定期券の払い戻しを決定しましたよ。

払い戻し対象者は、

通勤や通学に利用している路線に関わらず、

  • ナビゴ (navigo)定期券(1か月・1年 )
  • Imagine R

で12月分の定期代を支払っている、イルドフランスの人すべてが対象です。

Navigoカード・ImagineRの払い戻し申請は、2020年1月末から

Navigoカード・ImagineRの払い戻し方法ですが、

勝手に払い戻しはされないので、希望する人が申請することになります。

ですが、払い戻し申請の特設ページはまだ開設してませんよ。

予定では2020年1月末に開設される予定です。

申請できるサイトはこの一つだけ

↓↓

Ouverture du site de remboursement du Navigo après la grève interprofessionnelle nationale
A la demande de Valérie Pécresse, Présidente de la Région Île-de-France et d’Île-de-France Mobilités, et conscients des difficultés rencontrées depuis le 5 déce...


ちなみに「navigoカード12月分の払い戻し 」 発表は、1月8日に Ile-de-France Mobilités 会長が「ツイッターで公表 」 したのですが、

ネット上ではすでにいくつかの詐欺サイトが横行してますよ。

Navigoの払い戻し、詐欺サイトを警告するツイート


「Navigo代できるだけ早く払い戻しします!」

こんな感じですでに存在しているサイトは100%詐欺サイトです。

本物のページは、まだ出来上がってません。(笑)

20minutesによると、いくつか報告されている詐欺サイトは、

サイトの見た目からは詐欺サイトであることが分かりづらく、

払い戻しフォームに、苗字・名前・e-mailアドレス・銀行口座の情報を記入するようになっているとの事。

なので、そこに情報を書いてしまうと不正利用されたり、引き落としをされる恐れが十分にあります。

まとめ

すでに各報道機関が大きく取り上げているので、詐欺サイトはなくなっていると思いますが、今後も似たような詐欺サイトは出てくると思います。

公式以外は訪れない。

日本語サイトだと違和感を感じてしまう事も、フランス語サイトでは読むので必死になるので何が本当の情報なのか分からなくなることがありますよね。注意が必要です。

そしてフランス。

フランスはカードの不正利用の被害がとても多い国です。

詐欺の手口も年々巧妙化しているし、フランス人でさえ騙されるので注意が必要です。

フランスで 知らない人に声をかけられたら、バックに手を添える癖をつける

こんな対策が必要です。


▼フランスでのスリや詐欺の例、フランスでスリに遭わない対策


▼2次被害の発端となった大ストライキの記録はこちら

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