子供の足にできたウィルス性のイボ。日本とフランスのイボ治療の違い効果あったもの

医療
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いきなりですがイボの話です。

我が家には子供が2人おりますが、昨年の夏頃から足にできたウィルス性のイボに悩まされています。

かれこれ8か月ほど治療してますが、

一つだけのイボがどうして完治できません。

もしお子さんのイボ治療でお悩みの方、フランスでウィルス性のイボ治療をしなければいけない方。

8か月の間、フランス⇔日本と両方の国で合計4名のお医者さんに治療をしてもらった、今までの治療経過を記録しています。

一番効果のあった治療法やハウツーなども紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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子供の足にできるウィルス性のイボについて

子供にできやすいウィルス性のイボ。

私の住んでいるフランスでは、

5歳から15歳の子供の20~30%は足の裏に「イボ」を持っています。

(sante.journaldesfemmes.fr「Mon enfant a une verrue plantaire, que faire?」より)

足底にイボがない子は珍しいと言われるほど、足のイボは誰にでも簡単に感染してしまいます。

初めはイボと気づかないくらい小さく凹凸もない

家の場合、当時5歳だった次男の足裏に「白いポツ」っとしたものを発見した時、最初は「これなんだろう…」ぐらいにしか思わず、

「足が乾燥してるのかな」くらいにしか思っていませんでした。

白くなった皮膚の表面に凹凸もなく、イボと呼ぶには程遠い「小さなポツ」っとしたものだったので、

「しばらくしたら良くなるだろう」位にしか思っていませんでした。


▼その時の写真は残念ながら取ってませんが、近いような写真はこんな感じです。

画像: Verrues plantaires : explications et traitement | Scholl France
Google で見つかった scholl.fr の画像

実際のサイズは上の写真の半分ほどの大きさで「かかと」に1個のイボ。

よく見ないと気づかない。

最初にできた1個目はまさしくそんな感じで、

まさか「イボ」だとは思わなかった。

それが第一印象でした。

ウィルス性のイボはとても「うつりやすい」

子供の足裏に最初の白いポツっとしたものが出来てから1か月くらいが経った頃、

次男の足裏を見た時に

「若干、大きくなったかも…」

と、イボのサイズが変わっていることに気づきました。


そしてもう一つ気になったのは、

2cmくらいズレたところに、2個目が出現していたのです。

2個目は極小で「よく気づいたよね」と思えるほどのサイズでしたが、

「何かが増えてる…」

と、一気に嫌な予感がし始めました。


この辺からgoogleで「子供 足 イボ」と検索し、恐ろしい症例写真を山ほど見はじめ…

「これはイカン!イボやん。」

と焦っていると、

今度は長男が「ママ~、僕の足にも何かがある~」

と言いながら、ある意味良タイミングで足の裏を見せてくれました。

そしたら、まさしく先ほどの写真のような大きさのモッコリしたイボが、長男の足裏にもあったのです。


▼先ほどの写真、長男のイボは最初からこのサイズが出現。

画像: Verrues plantaires : explications et traitement | Scholl France
Google で見つかった scholl.fr の画像


この後、すぐにかかりつけの小児科にいくのですが、

そこで初めて2人の足の裏にあるものは「ウィルス性のイボ」である事。

イボの治療をしなければ、

  • イボの数がだんだん増えていく
  • 一つ一つが大きくなる
  • 人にうつる

こういったリスクに繋がるよ。

と説明を受けました。


次男の最初のイボを見つけて1か月目。

次男のイボは2個になり長男に1個うつす。「合計3個」に増えました。

イボの原因はなに?

広く普及しているウィルス性のイボは、ヒトパピローマウイルス(HPV)によって引き起こされます。小さな切り傷からウィルスが侵入してできるものですが良性です。

免疫システムが低下している時、成長期やストレス期に現れることがほとんどです。

子供の足にできるウィルス性のイボ「プール」でうつりやすい

なぜ「ウィルス性のイボ」が子供の足にできやすいのか?というと、

スポーツ活動に参加した時に感染しやすくなるからです。

一番感染しやすいのはプール・柔道・剣道など、

素足で何度も人が行き来する場で感染リスクが高まります。


そういえば子供の学校からのお便りに、

「イボが出来たら靴下をはかないと水泳の授業に参加できない」

書いてあったのも思い出しましたが、

水泳の授業前に足裏にイボがあるかチェックして、イボの有無を確認するのだそうです。

なのでイボがある子は必ず「水泳用の靴下」を買うように注意書きがあります。


▼フランスのスポーツ用品店「デカトロン」で買った水泳用の靴下

足の裏にイボがある子は、専用の靴下がないとプールを使用することが出来ない。


この専用靴下を履かずにプールにいけばクラスのお友達に感染させてしまいます。


また子供のイボに薬を塗る時にお母さんの指にも感染しやすくなるらしいので、イボを触った後は手洗い。

これを徹底しないとうつります。要注意です。

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日本の皮膚科でウィルス性イボを治療


日本でのイボ治療方法はこの2つをセットにして行いました。

  • 液体窒素凍結療を週に一回
  • サリチル酸絆創膏を常に貼る

液体窒素凍結療の為、週一で皮膚科に通う

息子たちの足裏をみて、

液体窒素で「イボを凍らせて壊死」が一番良い方法だろう。

と皮膚科の先生がおっしゃたのでその通り液体窒素療法で進めて頂きました。


▼液体窒素って科学の実験で使った一瞬で何もかも凍らせる液体です。


私が通った皮膚科では、大きめの綿棒に液体を浸してイボに押し当てるという説明を受けたのですが、

液体窒素療法は大人でもとっても痛い。

と先生が始める前から脅してきました。(ヤメロ)

実際に小さな子供は痛がって治療が続けられない。

液体窒素はトラウマになりやすい。

などのデメリット面があるので、

その先生の病院では、子供には長く押し当てる事をしないというのです。


実際にやってもらうと

1秒くらい「一瞬」肌に触れただけで終わりました。

蚊が一瞬肌に止まった後にすぐに去っていくかのような素早さなので、本当に効いているのか不安でしたが、子供が痛さを感じない程度はこれくらいなんだそうです。

なので週に1回は皮膚科に通わなければいけない。

毎回40分~1時間ほど受付で待ち、1秒だけ液体窒素を押し当ててもらう。

これを毎週繰り返しました。

サリチル酸絆創膏をテーピングでグルグルにとめる

そして液体窒素凍結治療と併用して、

サリチル酸がふんだんに含まれた絆創膏をイボに直接貼る治療も行いました。


自宅用に処方してもらった「サリチル酸絆創膏」

サリチル酸絆創膏。イボと同じサイズに切り取って直接貼ります。


やり方は簡単で自宅でもできます。

  1. サリチル酸絆創膏をイボと同じ大きさに切り取ってイボに貼る
  2. 絆創膏がずれないようにテーピングで固定する


この2点だけなんですが、家の場合、液体窒素治療で皮膚科に行くたびに看護婦さんに処置をしてもらいました。

何故かというと、サリチル酸は角質を軟らかくしてイボを剥がれるように促すので、絆創膏の位置がずれるとずれた部位の皮膚が剥がれてしまうからです。

なのでテーピングでしっかりと足に固定してもらいました。


絆創膏がずれないようにしっかりとテーピング

かかとに貼った絆創膏がずれないようにしっかりとテーピング!


1週間はずっとこのまま貼ったままにしておく。

もし途中で取れてしまったらお家で貼りかえる。

と病院で説明を受けましたが、実際はテーピングの下でズレまくります。

そうするとかかとの皮膚が剥げて歩くたびに痛くなるので、週に2~3度は絆創膏の位置がずれていないか確認しながら自宅で貼りかえてました。

ウィルス性のイボ。治療中の写真

日本でイボ治療をして2週目のイボの状態。

閲覧注意です。

治療中のウィルス性のイボ。イボの中には無数の芯がみえる。
切り取った絆創膏がずれたので周りの皮膚が剥げる…


治療中のイボはクレーターの様に凹んで、中央には「芯」のようなものがブゥワーと無数に出てきて黒くなることもあります。

ウィルス性のイボ治療は長期化しやすい

実家にいた間、1週間に1度は液体窒素をイボにあててもらいに皮膚科に通いましたが、

長い人では1年も皮膚科通いをしている人もいるらしく、個人差もあるけれど完治までに相当時間がかかる事、

看護婦さんにも「完治までに大体どれくらいかかるのか?」質問してみましたが、「いあー、ほんとに皆さんバラバラで何時とは言えない」とおっしゃっていました。

感染しやすいけど完治しづらいウィルス性のイボ。

とっても厄介です。

里帰り中に、6回皮膚科に通いましたが結局は完治せず「サリチル酸絆創膏」を多めにもらってフランスで治療を続ける…

こんな経緯になりました。

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フランスのウィルス性イボ治療はとっても「雑」

日本では手厚いイボ治療をしてもらったものの、

フランスでの治療は真逆でした。

まず皮膚科の予約が取れない。

そこから苦戦します。


実は日本にいるときから長期戦を覚悟していたので、フランスの皮膚科の予約も先に取っておこうと8月頭に予約の電話をしてもらったのですが、3か月待ちでした。

予約取れたの11月です。


とりあえず日本で処方してもらった「サリチル酸絆創膏」は多めにもらっていたので、なんとかそれを使ってましたが、

途中、次男の足のイボが1個増えて1個消えたり…

焦りながらも、何とか長男・次男のイボは何とか小さくなってきました。


そしてフランスでのイボ治療は多難でした。

  • 1人目→オリジナル塗り薬が強すぎる
  • 2人目→液体窒素治療を1回だけで完治すると言い張る
  • 3人目→市販薬のイボ薬をすすめる


ちなみにフランス語ではウィルス性のイボを「une verrue plantaire」と言いますが「une verrue」だけでも通じます。

オリジナルの塗り薬を処方してもらう

フランスの皮膚科の先生の予約は直ぐに取れないので、最初はかかりつけの小児科医にも相談にのってもらいました。

「イボはなかなか治らないよね~」

と言いながら書いてもらった処方箋。

調合してもらう薬と配分が記入してありましたが、薬局に持っていくと

薬の調合は3日後にしかできない…

保険適用外…

まさかの先生オリジナルのイボ塗り薬でした。


▼薬はこんな容器に入ってました。

写真はイメージ

その薬を塗ると皮が白くなり角質が剥がれていきます。

サリチル酸も入っていた塗り薬だったので、塗った直後にイボも一気にふやけ大きくなり変なブツブツが出てきて気持ち悪い!

2週間ほど塗ってみたけど皮がブヨブヨしてるだけで…

イボの周りの皮だけが剥がれていきます。

クリームだったので肌に広がりやすく薬も強かったようで…

健康な皮膚も剥がれはじめ、見た感じはますます悲惨な感じになり使用を辞めました。

子供にも容赦なく液体窒素を長く押し付ける

3か月待った皮膚科医とのランデブーの当日。一応ここが本命の医者です。

物凄くサバサバした女性の先生とは知ってはいたものの、日本の皮膚科の先生と対応が違います。

日本と同様、ウィルス性のイボは液体窒素で凍結させる方法はまったく同じですが、

子供達には「今から冷たい液体をイボにつけるけど、全然痛くないよ。」

「ちょっと冷たいだけ、痛くないやろ

と言いながら10秒くらい液体窒素を長く押し付けてきます。

日本の皮膚科の先生のように子供への配慮は皆無で、容赦なく液体窒素を押し当てます。

しかもとても長く…

こんなに長く押し当てても大丈夫なのか…

と不安がありましたが、

皮膚科の先生は

「1か月半後にイボは取れるから大丈夫」

と自信満々で、その一回だけで液体窒素治療は終了

塗り薬も処方される事はなく、とりあえず1か月半待てばイボは無くなるとから心配するなと言われ、半信半疑で皮膚科の治療が終わってしまいました。

フランス版「イボコロリ」をすすめてくる

1か月半は待つようにと言われたものの、1か月たっても変化が見られなかったし、またイボが増えるのではないかとの不安から、皮膚科とはまったく関係のない私の主治医にも相談にいきました。

いままでの経緯を相談して、塗り薬も何もなく1回の液体窒素をあてるだけで治療が終わってしまった事。

イボはなくなるから大丈夫とは言われたけど、まだイボが残っている事。

あの皮膚医の言う通り、このまま様子見でいいのか?

と質問をぶつけてみたら、

「1回の液体窒素治療だけでイボが無くなるわけないじゃない、まだ芯が残ってるから再発するよ」

と一般医の主治医が断言してくれました。

私の主治医のおすすめは、市販薬のフランス版「イボコロリ」


「Duofilm」っていいます。

この薬を朝・晩、一日2回塗る様にと言われる。

最初は、この薬を朝・晩、一日2回塗る。

そしてイボが小さくなったら、一日一回。

さらに小さくなったら、二日に1回。

と様子を見ながら薬を塗る間隔をあけていくようにと言われる。

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我が家で一番効果のあったイボ治療法は「イボコロリ」

最初のイボを発見して早8か月。

私の子供達の場合、

フランス版のイボコロリ「Duofilm」が一番ウィルス性のイボに効果がありました。

この薬を塗りだしてから、次男のイボ2つは完全に消えました。


長男のイボは今でも健在ですが、あともう少しのような気がします。

▼治療から8か月目の長男のイボ

「Duofilm」はピンポイントにイボに効いて、
皮膚にダメージが少ない


サリチル酸入りのクリームや絆創膏は、イボの周りの皮膚が何度も剥がれ皮膚が全体的にふやけたり…ダメージが大きかったのですが、


この「Duofilm」は液体をマネキュアの様にイボに塗るだけで、

写真の様にイボが乾燥して「ポロっ」と取れてくれます。

イボ周りの皮膚が剥がれ落ちたりするトラブルもなく、子供曰く痛くないそうです。


液体窒素治療とイボコロリ(Duofilm)の組み合わせが最強だったのではと今では思いますが、

ウィルス性のイボ治療は、対応に苦慮することが多い感染症なので、どの方法が合うのか?完治までにどれくらいの期間がかかるか?個人差が大きいもの。

ただ、もしフランスで皮膚科の予約待ちでイボの治療が始められない場合、このDuofilmを試してみるのもいいかもしれません。

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