意外と厳しいフランス式の子育て。日仏の子育て価値観の違い

教育・子育て・バイリンガル

川の字の国、ジャポン。

ここから海を越えてフランスにやってきた私に、

「あなたの子供は(一人で)朝までぐっすり寝てくれる?」

と質問してくるフランスの人。

初めの頃は「添い寝してるからよく寝るよ」

と馬鹿正直に言っていましたが、

何かを悟ってからは、「一人でぐっすり寝ています^^」

と誤魔化すようになりました。

意外と厳しいフランス式の子育て

各ご家庭で教育方針が違うように、国によっても子育ての価値観は違います。

ここで紹介していることが全てではありませんが、大体こんな感じで、フランス人の子育ては以外と厳しいのです。

フランス人は子供に振り回されない

日本とフランスの子育ての価値観の違いを大まかに説明すると、

日本の子育て子供中心に回る
フランスの子育て親中心に回わる

日本の家庭は「子供中心」に回っているけれど、フランスの家庭は「親中心」に回っている事が多いのでは?と感じます。

例えば、

「c’est pas toi qui décide!」

(決めるのはあなたじゃない!)

と小さな子供に言い聞かせる事がありますが、決定権は子供ではなく親にあるのです。

一度ダメと言ったものは徹底している家庭も多く、

子供も「パパとママがダメっていってるから。」

と、幼い年齢の割に気付いている子が多いのです。

例えば、外は寒いのにコートを着たくないと子供がごねても、親は絶対にコートを着せるまでは外にだしません。外で友達が待っていたとしてもです。親の意志は石のように固いので、子供は親がダメと言ったものは抵抗しても無駄だと悟り始めます。

レストランに行ってもウロチョロしている子はおらず、みんなの食事が終わるまで席を立ちません。

なぜなら、席を立てば食事は終了したとみなされて、デザートは無しになるからです。

遊園地などの外出先でも同じです。

まだ帰りたくないと「ギャー」と泣いている子は確かにいますが、親の意見は絶対なので、以外とあっさりと泣き止み、親にスタスタついて行く子が多いのです。

「ちょっとだけよ」がない。

そんな家庭が多いと感じます。

子育てに縛られず、親も人生を楽しむ。

そしてもう一つ。

おフランスの子育てには特徴があります。

それは親にも自分達の人生があり、夫婦だけの人生を楽しんでいるところです。

例えば赤ちゃんがいても、シッターさんや親に子を預けてディナーに行くし、

小さい子供がいても、夫婦だけの子無し旅行を楽しんでいるからです。


▼詳しくは、【 夫婦だけの旅行 】フランスでは過半数の親が子無しバカンスへ。


日本だと、小さな子供を置いて旅行に行くと、目くじらを立てて怒る人がいるし、

お母さん自身も「子供は母親と一緒に添い寝しないと寝てくれないから無理!子供を置いて旅行なんてとんでもない!!」と思っているかもしれません。

この辺の夫婦間の価値観や子育ての違いに温度差があると、日仏家庭の場合、揉めやすくなるのですが…

フランスの場合、自分のベットで朝までスヤスヤと寝ている子供(赤ちゃんも)が多いので、子無しバカンスが成立しやすい傾向にあります。

夜泣きや、寝てくれない、背中トントン、夜間の授乳、(ママの)睡眠不足、などに悩む日本のお母さんからしてみれば、羨ましい!と思うかもしれませんが、

これは、一人寝トレーニングを徹底しているからであって、生後数か月後に添い寝を完結しているから出来る事なのです。

おわりに

一人寝のトレーニングって実のところは、一人で寝れるまで泣いても様子見する事なんですが、生後6ヶ月前後程の赤ちゃんを泣かせたままにするって、日本人ママにとっては正直辛いです。

ただフランスでは、働いているママさんも多いので、ママの睡眠を確保する為に必要なトレーニングなのかもしれません。

日仏家庭で揉めやすい子育ての価値観の違い。

フランス人に添い寝してると言うとビックリする人もいるので、現地ではあまり言わないようにしています^^

ただ住んでいて思うのは、子育てに縛られてないフランス風子育ては理想なのかもしれません。