【 夫婦だけの旅行 】フランスでは過半数の親が子無しバカンスを楽しんでるよ

【 夫婦だけの旅行 】フランスでは過半数の親が子無しバカンスを楽しんでるよフランス人
【 夫婦だけの旅行 】フランスでは過半数の親が子無しバカンスを楽しんでるよ

まだ上の子が年中さんだった頃、クラスのママさんと話した時に、

「そういえば旦那と2人で日本に行ってきたよ!」

という話題になり、

「おおーっ! お子 (当時4歳)は、パパとママと離れて大丈夫だったの 」

と聞くと、

「祖父母の家によく泊まるから全然平気だった」

と、何ともうらやましいお話をした事があります。


子育てに追われる日常を抜け出し、夫婦だけの時間を過ごす。

個人的にとても必要な事だと思うし、心身ともにリフレッシュできる最大のエッセンスですよね。


私の周りにいるフランス人でも、祖父母に子供を預けて、夫婦だけで旅行に行く人たちの割合は結構多いように感じるんですが、

今回は、ちょっと気になるフランス人の夫婦2人きり旅について調べてみました。

「子供を預けての旅行」 過半数の親が経験済み

フランスでは56%の親が、子供を預けての旅行「子無しバカンス 」 を既に経験済みで、

「子供を置いて旅行にいった事は一度もない 」と答えた人よりも多い事がわかっています。

フランス人の2人に1人以上の人は、子供なし旅行の経験ありだと答えているのですが、

18%の人は「定期的 」 に旅行(子供なしで)に行ってる
38%の人は「たまに」 に旅行(子供なしで)に行ってる
22%の人は、まだ旅行(子供なしで)した事ないけど「考えている」
22%の人は、子供を預けての旅行に消極的(もしくは出来ない)

と答えています。

子供の年齢が15歳以上になると、70%の親は子供抜きの旅行を経験するようです。

安心できる預け先がある事が前提

子供を預けてバカンスに出発するためには、子供が安心して過ごせる場所が必要ですよね。

夫婦の実家が自宅近くにあって、しかも子育てに協力的な祖父母だとしたら、

これほど心強い事はないです。

本当にラッキーだと思います。

実際に親(自分たち)が旅行している間、子の預かってくれる人で一番安心できるのは「祖父母」です。

リタイヤしていて時間がある人も多いし、自分たちの子供を他の誰よりも可愛がってくれるので、お願いしやすいという事もあると思います。

フランス人の65%の人は祖父母にお願いしているようで、

次いで祖父母以外の家族が27%、そしてお友達に子供を託す人も9%いるよう。

安心して子供を託す人がいる、そうでないと子供を置いて旅行に行けませんよね。

もし、だれも預かってくれる人がいない場合、

子供をキャンプとか小旅行のプログラムに参加させて、その間に束の間のバカンスを楽しむ人も結構います。

夫婦だけの旅行はいつから行けそう?

フランスでは、3歳未満の子供がいる場合でも44%の人が既に子無しでの旅行をしています。

フランスの場合、母乳育児をしていても生後2,3か月後にフォローアップミルクに切り替えるのがほとんどなので、赤ちゃんでも1人でぐっすり朝まで寝ている子が多いのです。

なので、祖父母宅でもそのままぐっすり眠ってくれる子も多く、パパやママがいなくても平気で寝る事ができる子も多いのも、子無しバカンスが出来る要素です。

子供が幼稚園に通う年齢であれば、祖父母宅のお泊りも十分に経験しているので、

やや長めの旅行に踏み切る事が多いと感じます。

海外旅行・長期旅行も視野に入れてる

子供を置いて、夫婦だけの初めての旅行。

ちょっと様子をみて、週末旅行などの短い日程で旅行に出かける人が一番多く、

次に4-5日と少し長めの日程で出かける人が多いです。

ただ過半数の人は1週間以上の旅行に行っている場合が多く、

1~2週間程度の日程で、海外旅行を選んでいるカップルがとても多いです。


行き先も潔く、メキシコ・キューバ・ブラジル・タイ・日本など、フランスからとても遠い国。

何かあってもすぐに駆けつけれる距離ではないんですけど、

子供と一緒に旅行すると費用が高い国だとか、
子連れ旅がちょっと難しい場所やプランだったり、
趣味に絡めた旅だったり、

全力で楽しんでます。

「子無しバカンス」旅の目的は?

なんかね、私気づいたことがあったんです。

夫婦2人きりで旅行やお出かけを楽しむカップルって本当に仲がいいところが多い。

2人だけの時間を楽しんでいるカップルが多いんだって。


夫婦でご飯に行くだけも会話がない。

一緒にお出かけしても「つまらない」と思っているところは、

確かに旅行に行っても面白くないだろうなぁと思うんです。

カップルの絆を深めてくれる

なぜ子供を預けて旅行するの?

確かに、自分の時間がほしい・静かに過ごしたい・休息が必要などもありますが、

それよりも、

パートナーと2人だけの時間を過ごしたいという大前提があるんだそうです。

やっぱりフランスはラテン系ですね。

夫婦だけの外出や旅行は、子供中心の世界から一歩踏み出したところにいるので、普段欠けていたパートナーとの絆を再び深めてくれるそう。

まとめ

昔、何気に某大手のSNSを見ていたら、

「子供が小さいのに旅行だなんて!心配じゃないの? 」

「よく旅行だなんて考えられるね!!」

とか、あたかも「親失格」のようなニュアンスを含んだ言葉を投げ捨ている人がたくさんいて、

ちょっと旅行に行ってみたいな…

と考えただけの人をボロクソに非難する人、

しかもほとんどが女性の意見が多かった事に、驚いた事があるんですが…


「パートナーとの時間を大事にしたい 」

そんな理由で旦那が旅を企画してくれたら、

SNS上の痛烈批判なんて、目くそ鼻くそに見えてくるかもです。

ソース:https://harris-interactive.fr/wp-content/uploads/sites/6/2015/09/CP_HIFR_VSNCF_06062014.pdf

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