ゴールデンウィークに突入して、海外へお出かけになる方も多いのではないでしょうか?
フランスでもCゾーン( パリ・ヴェルサイユ・モンペリエ・ トゥールーズなど )に住む子供たちは、バカンス期間真っ最中。
来週の5月5日(日)まで、フランスのあちらこちらが家族連れで賑わっているのですが、残念ながらこのバカンス期間、ほぼ曇りか雨です…
雨でも風が激しく吹いても寒くても子供が少々病気でも、とりあえず旅行を決行する人が多いんですが、
今回は「フランスで訪問客が一番多い場所」について紹介したいと思います。
フランスで訪問客が多かった場所「15位~11位」
フランス国内の記念碑・美術館・歴史的建造物・文化施設などの中から、一番訪問客が多かった場所を紹介します。(訪問者数は2017年の統計のもの)
日本人を含めた世界中から訪れる観光客もそうですが、特にフランスの方に絶大な人気がある場所ばかリです。
ここで紹介するいくつかの場所は、 バカンス期間中家族連れが大変多くなる場所なので、混雑覚悟で行ってきてください!
バカンスだけはいつも本気のフランス。フランスのバカンスに時期についての詳細はこちらです。
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15位:Zoo parc de Beauval 「フランス一の動物園」
Zoo parc de Beauval 「ボーバル動物園 」、フランス一の動物園。
年間入場者数は、1,441,000人。
40ヘクタールに600種、10000万匹の動物たちが暮らしています。
フランスではめずらしいジャイアントパンダがいて、さらに2017年には赤ちゃんが誕生して話題になりました。
そして2019年3月から開設したゴンドラに乗って、地上から様々な動物たちを見る事も出来ます。
動物園とホテルをセットにして1泊2日でゆっくりと過ごすのがおすすめです。
14位:Château des Ducs de Bretagne
Château des Ducs de Bretagneは、ナントにある要塞に囲まれたお城の事で、日本では「ブルターニュ公爵城」として知られています。
年間入場者数は、1,472,000人。
ナントは小さいけれども見どころのある街なので、この「Château des Ducs de Bretagne 」と一緒に
「Les Machines de l’île」を訪れたリ、クルーズを楽しんだり、公園を歩いてみたり、充実した一日が過ごせます。小旅行におススメしたい街です。
13位:Arc de Triomphe 「凱旋門」
凱旋門の事をフランス語で「Arc de Triomphe」 と言いますが、なかなか覚えずらい名前です。
年間入場者数は、1,583,000人。
シャンゼリゼ通りから地下に繋がる通路への階段があり、そこから凱旋門へ渡る事ができます。
凱旋門は昇らなければ無料です。
凱旋門の足元がある広場は、誰でもチケット無しで入る事が出来るので、行列に並ぶ必要がありません。
時間がない時にはサクッと足場だけでも見る事が出来ます。
12位:Museum d’histoire naturelle 「自然史博物館」
Museum d’histoire naturelleは、パリ5区にあるパリ植物園内にある国立自然史博物館です。
フランスで人気のある博物館の一つで、建物も素敵だしお庭も綺麗なのですが、
博物館として訪れた場合、日本人の方の意見は分かれると思います。
年間入場者数は、1,763,000人。
もしここを訪れるなら、お隣にある「Grande Mosquée de Paris(グランド・モスケ・ド・パリ)」に立ち寄ってのお茶がおすすめです。
11位:Parc du Futuroscope 「テーマパーク」
Parc du Futuroscope は、バーチャルリアリティを楽しめるテーマパーク。
こんなところです。
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年間入場者数は、2,000,000人。
小学校の高学年から中高生の子をもつ家族連れが多いです。
フランスで訪問客が多かった場所 「10位~5位」
10位:Parc Astérix 「アトラクション施設」
フランス生まれのB.D. (バンド・デシネ)から生まれたフランス・コミック「Astérix」。
そんなAstérixをテーマにしたテーマパーク・アトラクション施設がフランスで大人気です。
年間入場者数は、2,030,000人。
9位:Cité médiévale de Carcassonne 「カルカソン」
モンペリエとトゥールーズの中間に位置する、カルカソンの歴史的城塞都市で、フランスを代表する世界遺産です。3㎞にも及ぶ要塞に囲まれた都市で、この中には52の塔や屋外劇場などがあります。
紀元前から続く歴史と歴史的建築物の規模の大きさ、そして状態の良さ。
フランスで生まれた子供なら一度はここに行きたいのではないでしょうか?
今の時期、地元っ子がバカンス真っ最中なので子供たちが多くいるかと思います。
フランスに滞在している方、カルカソンを訪れる機会があればこの「カルカソンの歴史的城塞都市」と「ミディ運河」をセットにしてぜひ訪れて欲しいと思います。
年間入場者数は、 2,154,000人。
8位:Le Puy du Fou「テーマパーク」
年間入場者数は、2,260,000人。
フランスにある「世界最高のテーマパーク」。
まだまだ日本では知られていないかもしれません。
Le Puy du Fouは中世ヨーロッパを忠実に再現したテーマパークでありながら、映画のセット、もしくはそれ以上の壮大なスケールの舞台で観客を魅了している場所です。
毎年6月から9月前半の金・土曜日限定でしか公演されない真夜中のショー、「La Cinéscénie」 はチケット入手が困難です。
詳しくはこちらをご覧ください!
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7位:Cité des sciences et de l’industrie de La Villette 「科学博物館」
年間入場者数は、2,439,000人。
パリ19区にある科学博物館で、遊びを通して学べる体験型の展示を数多く開催しており、2歳から参加可能です。
常時行われている展示には、ロボット制作・科学入門・ゲーム制作・人体の不思議展・模型・アトリエなど、子供の研究心に火が付くような教室が選べます。
その他にも企画展やイベント、プラネタリウム・映画・図書館、バカンス期間中の教室などが充実しているので、家族連れがとても多い場所です。
ちなみに「Cité des sciences」の年間パスを持っていれば、8区にある「Palais de la découverte」にも入場が自由になるので、一枚持っておくと便利です。
6位:Musée d’Orsay 「オルセー美術館」
19世紀から20世紀を代表する絵画の傑作が収蔵されている美術館。ここに行くだけでフランス美術の誕生からすべてを感じ取る事ができます。
旧駅舎を改装した美しい館内と天井から差し込む光が心地よく、ここに何度も通う人が多いことに納得します。
おすすめは、オルセー美術館での美術鑑賞と館内にあるレストランでの食事です。
ゴージャスだけれども落ち着いた店内で頂くランチと質の良いサービスが評判ですが、前菜+メイン+デザートが30ユーロほどなので気軽に立ち寄れます。
年間入場者数は、3,178,000人。
フランスで訪問客が多かった場所 「5位~1位」
5位:Centre Pompidou 「パリ国立近代美術館 」
素人には理解不能な美術作品も多く、改めて芸術の奥深さを知る事が出来る美術館。
近代・現代美術を代表する巨匠の作品から、岡本太郎さんの作品まで。
収蔵されている傑作も貴重ですが、パイプが張り巡らされたようなエネルギッシュな外観を持つ美術館。
年間入場者数は、3,338,000人。
4位:Tour Eiffel「エッフェル塔」
そして4位は、年中無休のエッフェル塔。
フランスの観光施設はストライキや祝日、休業日に影響されやすいですが、ここだけは何時でも安定して営業しています。
朝・昼いつ行っても人が多いので夜ご飯の後に行くと比較的空いているので、この時間を狙ってパリの夜景を見るのもアリだと思います。( 但しエッフェル塔の頂上までエレベーターで昇りたいなら、事前のネット予約が必須です。 )
年間入場者数は、6,207,000人。
3位:Domaine de Versailles「ヴェルサイユ宮殿」
パリ郊外、ベルサイユにあるベルサイユ宮殿。
贅を尽くしたゴージャスさが有名で、きらびやかな内装とシャンデリアがまぶしい宮殿です。
でも本当によってもらいたいのは宮殿だけでなく庭園も。
フランス一の庭園は、もはや芸術レベル。
この庭園と一緒に噴水のショー・ミュージカルショー・真夜中の光のショーなど好みのものをチョイスするといいかもしれません。
年間入場者数は、7,714,000人。
2位:Musée du Louvre 「ルーブル美術館」
いつも大混雑しているルーブル美術館・パリ。
年間入場者数は、8,022,000人。
パリの代名詞となっている気がします。
このランキングは2017年に統計されたものが最近発表されたので、現在の入場者数との誤差があります。
ちなみに、昨年2018年の入場者数は約10,200,000人です。
1位:Disneyland 「ディズニーランド・パリ」
そしてルーブル美術館よりも訪問者数が多い場所は、
ディズニーランド・パリです。
以外に思うかもしれませんが、ディズニーはやっぱり強いですね、主にヨーロッパからの観光客が多いです。
さらに2025年には、「スターウォーズ」「マーベル」「アナと雪の女王」この3つのゾーンが誕生する予定なので、さらに入場者数は跳ね上がると思われます。
年間入場者数は、14,860,000人です。
まとめ
今回のランキングは、フランスで訪問者数の多かった人気のある場所です。
もしフランスを訪れる時期がフランスのバカンス時期と被るなら、家族連れの人が多くいる可能性が高くなり、混雑も予想されます。
そして、日本のゴールデンウィークを利用してフランスに来る方!
5月1日(水)びは、労働者の日なので、お店やレストラン、美術館なども開いていませんので、事前にどこが開いているのか調べておきましょう。
詳しくはコチラ↓↓
ソース:https://www.insee.fr/fr/statistiques/3676870?sommaire=3696937#tableau-figure2