【海外】スマイルゼミがバイリンガル教育にいいと思う理由

スマイルゼミ


我が家は、無理をせず、強制はしないけど、日本語の勉強をちょっぴり推進している家庭なので、子供が好きそうな教材探しの旅は続いています。

▼最近のヒットでは、【うんこドリル】なんかがそうです。


おおっ、これは好きそうだな!と思う本は即買いをしているのですが、

我が家の日本語教育のベースになっているのは「スマイルゼミ」という通信教育。タブレットを使用して小学生向けの通信講座を受講しています。

▼スマイルゼミの公式サイトでチェックする

兄弟2人で仲良く一つのタブレットを使用しているのですが、「なかなか役立つのではないか!」と感じている最中です。

スマイルゼミが海外のバイリンガル教育によいと思う理由

まず日本語補習校よりもスマイルゼミを選んだ理由は、以下の3つです。

  • 時間を有効に使いたい
  • 現地校と日本語の宿題を両立できるキャパシティがない
  • 大好きなスポーツを辞めなければいけない

私の家から日本語補習校までは遠く、ドアtoドアで片道1時間半、往復で3時間ほどかかってしまいます。しかも兄弟の学年が3つ離れているので、同じクラス、同じ時間帯で授業はスタートしません。

なので最低でも、「移動時間3時間+授業2人分の3時間+待ち時間」を確保しなければいけないのですが、もしこの状況で補習校に通わせると、水曜日(フランスが水曜日が学校がない)、もしくは土曜日が丸々1日潰れてしまい、子供達に負担がかかってしまいます。それならば家で1日20分くらい自宅で学習させて、残りの時間は友達と遊んだほうがいいのではないかと思ったからなんです。

しかも補習校からも宿題がでるので、現地校の宿題と日本語の宿題の2つを同時進行できるほど器用な子供でもないですし、補習校に行く事で大好きなスポーツを辞めなければいけなくなることが一番辛かったからです。

こういった事がきっかけで我が家の場合は、補習校には通わずスマイルゼミを選んでみましたが、結果的に大満足しているのですが、選んでよかったなと思う理由をここで紹介したいと思います。

指導が細かい、家庭で話さない言葉をカバーする

家庭の中だけで日本語を使用していると、同年代の子供ならば知っているだろう言葉を知らなかったり、何かとボキャブラリーが不足気味になってしまいます。

しかし、スマイルゼミを子供と一緒に学んでいて「はっ!」と気付いたのですが、それは、親である私が、分かりやすい言葉ばかりを選んで話していたので、話す言葉が偏っていた事。一度も口に出したことがない言葉が沢山ありすぎて…それもボキャブラリーが不足している理由の一つだと感じるようになりました。

▼例えば、「お人よし」なんて言葉がそうです。

スマイルゼミ小学1年生「発展クラス」6月配信。「人物の様子を表す言葉より」

「信じやすいよね」「騙された~」とは言うけど、「お人よし」という言葉を小学生の息子たちに使った事がありませんでした。

▼そして「ほがらか」もそうです。
※正解すると「ピンポーン」の音と共に赤丸マークがつきます。

スマイルゼミ小学1年生「発展クラス」6月配信。「人物の様子を表す言葉より」

「お婆ちゃん、明るくて元気だよね。」こんな表現ばかりで「ほがらか」とは言った事がないような気がします…反省です。

「物持ちが良い」という言葉も使った事あるかな…

スマイルゼミ小学1年生「発展クラス」6月配信。「人物の様子を表す言葉より」

「物は大事に使おうね」と言えば理解できるけど、「物持ちが良い」という言葉は初耳だった息子達。

▼各問題を解いた後は、答えのページで説明と例文を見る事が出来ます。

スマイルゼミ小学1年生「発展クラス」6月配信。「人物の様子を表す言葉より」

▼「かしこい人は、むずかしい ことを わかりやすく おしえられる」
かしこいの例文なんて共感しまくりです。

スマイルゼミ小学1年生「発展クラス」6月配信。「人物の様子を表す言葉より」

海外で育つ子供達は、両親やどちらかの親の言葉を「継承語」として引き継いでいきます。ただ、日本の小学生のように国語の授業を週に何時間も勉強するわけでもなく、話す相手も限られているし、シチュエーションも限られていて、どうしても偏った日本語になりがちです。

しかしスマイルゼミは、今まで家庭の中で使用していなかった言葉をカバーしてくれるので、語彙力は増えてきました。

漢字・助詞・数え方など…読みの練習も充実している

日本語教育、続けていかなければ難しいと言われている所以は、漢字やひらがなの読み方なのでは?と日本語を子供と一緒に勉強していて特に思うようになりました。

例えば「日」という漢字。

(にち)(ひ)と読むように教えますが、日・元日・月曜日・1日・日課と、同じ漢字でも読み方が何通りも存在しますよね。

こういった、変わる漢字の読み方、変わる助詞の読み方、物の数え方の読みの違いなど、思えば日本語って複雑なので繰り返しの練習が必要ですが、毎回違った学習方法が配信されるので、飽きることなく続ける事ができます

▼「一枚」「一個」など、「一」の変わる漢字の読み方を学習し、

スマイルゼミ小学1年生「標準クラス」「漢字のかわる読み方」は10月以降配信

▼漢字の読み方をひらがなで書いていく練習をします。

スマイルゼミ小学1年生「標準クラス」「漢字のかわる読み方」は10月以降配信

▼習いたての漢字は、漢字と読み方の線結び方法になっています。

スマイルゼミ小学1年生「標準クラス」「漢字のかわる読み方」は10月以降配信

▼もちろん「ひらがな」の読み方も練習します。

スマイルゼミ小学1年生「発展クラス」6月配信。「は・を・へ」

単語の中に入っている「は」は「は」と発音するけど、言葉の後ろにくっついている「は」は「わ」と読むなど、大人でも間違えやすい「は」「を」「へ」などの助詞の練習は、何度も違う方法で繰り返し習います。

▼さらには大人でも一瞬迷う「漢字の数字×数え方」の組み合わせも。

スマイルゼミ小学1年生「標準クラス」「漢字のかわる読み方」は10月以降配信
スマイルゼミ小学1年生「標準クラス」「漢字のかわる読み方」は10月以降配信
スマイルゼミ小学1年生「標準クラス」「漢字のかわる読み方」は10月以降配信

読み上げ機能がついている

あとスマイルゼミは、音声解説・読み上げ機能もついているので、地味に便利です。
質問を聞いて答える問題なども充実しています。

スマイルゼミ「小学一年生より」

地元の小学校の教科書に合わせて授業が進む。

もし将来日本に帰国する予定がある場合、日本に戻ってもスムーズに授業について行けるように心がけたいですよね。

スマイルゼミの学習内容は、選択した教科書にあわせ教材を配信できるのが特徴です。通学予定の学校が使用している教科書を選択できるようになっているので、地元の学校の学習内容を把握する事ができます。

スマイルゼミを申し込むと、保護者専用サイト『みまもるネット』といって、子供の学習内容を管理したり、タブレットを使用できる時間帯や制限を設定できるツールがあるのですが、そこから使用する教科書の設定ができます。

▼みまもるネットにログイン後→設定→ご契約内容の確認から変更可能

スマイルゼミの『みまもるネット』で選択した教科書にあわせ教材を配信する。

▼学校から教科書を選択できるようになっています。

スマイルゼミの『みまもるネット』で選択した教科書にあわせ教材を配信する。

▼ちなみに我が家の場合は、大使館で頂いた国語の教科書「光村図書」さんで設定しました。

▼例えば、「光村図書」国語1年生(上)では「おおきな かぶ」を習います。

定番の「おおきなかぶ」

▼見守るネットで「光村図書」を選択すると、スマイルゼミの7月号配信に「おおきなかぶ」が反映される事が確認できます。

黒枠の所で「おおきなかぶ」が確認できる。

学習機能「本日のミッション」で全教科対応

あとスマイルゼミが凄いなと思うのは、国語は約10、数学はだいたい8~13、英語は4程度の講座が毎月配信されます。国語・数学・英語の他にも、特別講座・漢字検定・計算ドリル、そしてプログラミングなども配信されているのですが、子供が一人で学習を進めていけるように、「きょうのミッション」というものが作成されています。

毎日、必要な勉強を自動で配信してくれる学習機能なのですが、この本日のミッションをクリアしていくだけで、全教科の予習と復習がまんべんなく完了するのです。

▼毎日、違った課題でまんべんなく学習できる機能「今日のミッション」が便利

子供が一人で学習を進めていける「きょうのミッション」

現地校以上に算数がカバーできる、日本人並みに数学が強くなる

バイリンガル教育以外にも、海外でお子さんを教育するご両親の悩みの一つに、お住いの国の教育レベルが日本より低い事があげられると思います。

私の住んでいるフランスは学力がドンドン下がっていて、今は学力テストを導入したり、学習の見直しだとか、先生たちの研修を充実させようとしている途中です。ですが基本的に、日本ほどサポート面が充実していないので、学校で理解できなかった授業があれば、そのサポートをするのは親の仕事です。

フランスの場合、フランス語もですが数学(算数)も学力が落ちていて、子供の学習内容を見ていても、小学4年生の段階で日本より半年~1年ほど遅れていると感じています。

教科書が無かったり、先生の教え方がバラバラだったり、特に小学生の場合、算数の基礎ができていなかったりします。親のサポートがなければ苦手意識がますます強くでてしまうのが「算数」なのですが、全体的にこのままの状況で進んでいるので、地元で評判の私立の中学に入ったとしても、日本の数学の教科書と比べて見れば、一目瞭然で遅れていることが実感できます。※中学生の学力低下が特に酷い。

日本の子供達と同じレベルの数学(算数)の基礎をつけたい。そういった場合、基本的なポイントを手順を追って解説してくれるスマイルゼミはおすすめです。

▼スマイルゼミは「アニメーション」で分かりやすく算数を解説するので、視覚的に計算方法を理解する事ができます。

スマイルゼミ「小学一年生より」
スマイルゼミ「小学一年生より」

おわりに「スマイルゼミのタッチペンについて」

ちょっとの合間で出来るタブレット学習なので、ほぼ毎日、日本語学習を無理なく楽しく続けていける事が一番よかったなと思う点なのですが、兄弟で1台のタブレットを使用しているので、ほぼ同じレベルで日本語学習を進めています。

幼児用・小学生用・中学生用と揃っていますが、「先取り学習」の有無と、学習する制限時間の設定方法などに違いがあるので、もし気になる方はスマイルゼミの公式サイトで確認してみるといいかもしれません。

※小学生用のスマイルゼミは「先取り学習」はできませんが、「さかのぼり学習」は、過去1年間の内容を繰り返しする事ができます。

▼今回ここで紹介した講座の内容はごくごく一部です。アニメーションによる解説を撮った動画がアップできなかったので、スマイルゼミの魅力が十分に伝わらなかったかもしれません… 公式サイトでご確認ください。

>>スマイルゼミを公式サイトでチェックする(幼児用)
>>スマイルゼミを公式サイトでチェックする(小学生用)
>>スマイルゼミを公式サイトでチェックする(中学生用)

※公式サイトで事前に資料請求して申し込みすると、以下の特典と期間限定のキャンペーンのお知らせを受ける事ができます。

  • あんしんサポートが1年間無料になる保証制度
  • お試し期間(受講料1か月無料)



▼スマイルゼミを海外で利用する場合は、タッチペンの芯も忘れずに購入しましょう。


▼実は難易度が高いバイリンガル教育に悩む。