【フランス】人身売買と児童買春の闇。小さな勇気が犯罪組織を解体させる

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【フランス】人身売買と児童買春の闇。小さな勇気が犯罪組織を解体させる

犯罪組織のターゲットとなりやすい子供たち。

疑う事を知らないので、犯罪グループに狙われるケースが多々あります。

卑劣な方法を使って誘い出し、

フランスで売春を強要させる…

どういった経緯で子供たちが売春させられてしまうのか、

フランスにはばかるナイジェリア系犯罪グループの全貌が明るみになりました。

ナイジェリア系犯罪グループの全貌

六本木の客引きナイジェリア人が可愛く見えるくらい

悪質極まりない犯罪行為を繰り返すグループは、フランスに多数存在しています。

これまでにもナイジェリア系の組織が、少女たちにノルマを課して売春を強要させていたニュースがありましたが、

実の親に売られたなど、とても身近な人が関与している事があります。


フランスでは2016年に、性的搾取の被害にあっていた女の子が保護され、その訴訟が2019年11月に始まりました。

どうやって彼女がナイジェリアから連れて来られたのか?

希望を持ってたどり着いたフランスで、どんな生活を送らなければいけなかったのか?

そういった経緯が明るみになりました。

フランスに行こうと決心させる

9歳の時に両親を亡くし孤児となってしまった彼女。

美容室で働いていた時に、常連の女性客から

「(自分の)娘がフランスにいるので、そこに行けば美容の仕事が出来るよ」

と…

その話を信じてしまったことから人生が一変します。


よくある就職のコネのような話ですが、

働いていた美容室の常連客(女性)が犯罪組織の手先だったんですね…


私も中学の時から通っている美容師のお姉さんに、アルバイト先を紹介してもらった事があるので、なおさら怖いです。

彼女の場合は、9歳の時に両親が亡くなる、

幼いけれど自分で稼いで生活しなければいけない、

そして美容院で見習いとして働いている最中に、

親切な常連客から「フランスにいる娘の所に行ったら美容の仕事が出来るよ 」 と仕事を紹介される。

状況的にもこの完璧なコネ入社が嬉しかったのだと思います。


夢のある話だけに「絶対、行きたい!」となりますよね。

犯罪組織は、少女たちに夢を持たせて自国を離れる決心をさせるんです…

鬼です。

借金を全額返済するよう、脅しを込めて儀式を行う

まずフランスに行くには、多額のお金が必要です。

9歳の子にそんなお金はありません。

彼女の場合は旅費として40,000ユーロ、日本円で約520万円を借金として背負っています。

法外な金額ですが、実際にはもっと多くの額を借金する子もいるようです。

しかし、この借金を全額返済するように「juju」と呼ばれる儀式を行うのがナイジェリア流です。

他に摘発されたグループもこの儀式を行っています。


アフリカの一部の人が黒魔術を熱狂的に信じているように、

この黒マジック「juju」も少女たちは信じてしまうようです。

内容的には、裸になる・黒い粉を全身に塗る・仔馬の肝臓を食べてお酒を飲む、

こういった事が行われるようで、

もし借金が返済できなければ、大病や死が待っていると信じ込んでしまうのです。

シリアを経由してフランスに入国させる

さあ、フランスに行こう!

といっても堂々と入国する事ができません。

多くのアフリカの国は、無ビザでフランスに入国できません。

その上フランスで働くためには、それ専用の滞在許可が必要ですよね。


両親もいない未成年の子、普通に入国してフランスの滞在許可が下りる訳がありません。

こういった犯罪グループの犠牲者は、闇ルートからくる不法滞在がほとんどですが、

彼女の場合はシリアを経由して入国しています。

2014年のシリア。

強姦や殺人などのリスクを負った過酷な旅と引き換えに、10歳の時にフランスに入国しています…

10歳の売春婦、一日のノルマ

彼女曰く、毎日毎日達成しなければいけないノルマがあって、売り上げがない時はベルトで叩かれてしまうのだとか。

平日は600ユーロ
日曜日は1000ユーロ

この金額を女ボス「Angel」に払う。

そして借金を返す。


フランスに着いてすぐ売春婦として扱われた10歳の女の子。

2016年に警察に駆け込むまで 毎日この繰り返しで、

ノルマを達成するために、一日に20人くらい相手をさせられていたんだそう…

ほんとに地獄です。


そしてノルマとは別に一月650ユーロの家賃も支払わなければいけず、

同じ状況の女の子3人と、計4人で一部屋を使っていたそう。

幼い子供が好かれる、被害者の年齢はどんどん低くなっている

こういった犯罪組織の手口は巧妙さが増していて、

被害者の年齢も低くなっている傾向にあるそうです。


実際に10歳でフランスに連れて来られたナイジェリア人の彼女も、

グループの中で一番幼かったので、誰もが彼女を選んでいたのだとか…

被害者の年齢が低い = お金を沢山稼げる

こんな図式を見るのはイヤですが、

ホントに吐き気がします。

個人的に関わった人は全員捕まってほしいと思います。

被害者少女たちの連帯感

騙されてフランスに連れてこられてた少女たちは、同じ部屋で共同生活を行います。

自分の置かれている状況を理解すると、訳が分からずパニックになり泣き出してしまう。

でも同室の子達に「私たちも売春婦」「大した問題ではない…」

などと励まされて、売春をしながら借金の返済を続けていく…

そして生き残った一部は大ママとなり、「Angel」の様にナイジェリアから連れ着た少女たちを次々と支配下に置いて、金銭の収奪をするようになる…

そういった永遠のループが完成していくようです。

ナイジェリアとフランスで活動するマフィアが連携している

彼女のように自力で警察に助けを求め保護されるケースは稀です。

フランスで活動するナイジェリア系の犯罪組織を解体させる事に成功しましたが、

こういったグループは複数存在しているし、

ナイジェリア側で活動を行うグループとフランス側のマフィアが完璧に連携しています。

幼い子供に売春をさせ金銭を搾取できるよう、非常に組織化されたシステムになっています。

ちなみに今回捕まった大ママのボスは、人身売買の罪で懲役20年の処罰を求める裁判が行われます。

フランスでの支援、被害者少女のその後

フランスで活動している未成年者の売春婦は数千人と言われています。

実は児童買春の斡旋すべてに犯罪組織が絡んでいるわけではなく、

未成年者が未成年者を売るような複雑なケースもあります。



フランスに連れて来られたナイジェリア人の話だけでなく、フランス人の未成年者も被害にあっていて、両親が気づかないケースも多々報告されています。


それ故、児童買春の餌食となっている子供たちは多数存在していて、

性的虐待による心的外傷後ストレス障害(PTSD)を抱えています…


フランスでは、被害にあった子供たちを受け入れてくれる家族や支援団体が子供たちが安心して過ごせる場所を提供しますが、


児童買春被害から子供を助ける専門の支援団体がありますよ。

▼ l’association Agir contre la prostitution des enfants (ACPE)

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児童買春の被害から子供達を救い出し保護、心のケアはもちろん裁判支援や両親や関係者からの相談を受けつけていたり、組織から救い出した後も狙われやすい子供たちの為に同行を支援したり、教育者へ性被害にあった子供たちへの理解を深める研修などを行っています。

被害者のSOSを見逃さない為の情報や、実際に被害に合ってしまった母親たちの証言、あれっと思った時の通報システムも整ってます。


そしてもう一つは、売春斡旋などのポン引き被害に合っている人を助ける支援団体です。

▼ l’association Equipes d’action contre le proxénétisme (EACP)

Equipes d'Action Contre le Proxénétisme – Aidez-nous à porter la voix des victimes !

まとめ

買春ツアーで東南アジア方面に出かけるクソ爺達も同罪なので、見つけ次第制裁して欲しいです。

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