【ドローンで配達】フランスでの実用化は3年以内？エアバスがテストしてるよ

ドローン宅配便の実用化なるか？

世界中の大企業が「ドローン宅配便」の事業化を目指したテストを行っていますが、

アフリカのいくつかの国では、既に実用化されていて血液や医療用品の配送に役立っています。

These drones are making health care more accessible in Rwanda and Ghana. pic.twitter.com/NintwBlwLs
— Global Citizen (@GlblCtzn) October 19, 2019

しかし人が密集している大都会でフル活用されるまでには、まだまだ時間がかかりそうな「ドローン宅配便」について。

フランスではどうなっているのか？

フランスで行われるドローンを使ったテストについて紹介しますよ。

「ドローンで配達できるか？」エアバスがEC物流の巨大拠点地でテスト
1. 5キロの荷物なら6~7時間くらい継続して運べる
2. ドローンでの配達、飛行許可も最大の課題になる

「ドローンで配達できるか？」エアバスがEC物流の巨大拠点地でテスト

「エアバス・ディフェンス・アンド・スペース」が、Survey Copter製の無人飛行機「ドローン」を使って、近い将来に配達が可能になるのか？テストを行ってますよ。

テスト地となっている場所は、

フランスの北、オー・ド・フランスに位置するカンブレ( Cambrai )です。

じつはこのカンブレは、ヨーロッパ最大級となるEC物流の巨大拠点地になる予定で、

「大規模物流施設」が建設中です。

Le coup d’envoi du programme e-Valley à Cambrai, le projet de la Gare du Nord qui va être retravaillé par quatre experts, l’Etat qui enterre #EuropaCity… Voici la veille immo => https://t.co/UoOwWs6tvc pic.twitter.com/su57XjmAXP
— Décideurs_Immobilier (@Decideurs_Immo) November 7, 2019

約3憶ユーロ(360憶)の巨額な費用がかかると言われるこのプロジェクト。

ホテル・レストラン・撮影スタジオ・オフィス・コールセンター・託児所、包装・修理・燃料などの下請け業者や、講堂・展示場も完備します。

一応、2021年に稼働を目指すしているそうなんですが、本当に2年後に完成するかとても怪しいです。

予定では、2021年に最初の入居企業がこの物流施設を利用する予定で、

各社がドローンでの配達を自社商品でテストできるようになるのだとか。

ただ何時、ドローンで配達が実用化ができるようになるのか？

という問いには、

現在のところ○○年までにできる！と正確には断言できないが、

「3～4年以内には、かなり具体的な事が行えるようになる」

と、プロジェクト主のCEO(BT IMMO GROUP ) が語っています。

5キロの荷物なら6~7時間くらい継続して運べる

既に幾度かテストが重ねられていますが、

現段階でドローンが出来る事、それは、

5キロの荷物を保持したままで、6～7時間継続して飛行ができます。

ただドローンといっても、翼の全幅が3.3メートルの無人飛行機(UAV)で、意外と大きいです。

Les essais de drones par #surveycopter @Airbus sur le site @eValley_fr interviennent dans le cadre de l’étude des nouveaux enjeux socio-économiques relatifs au déploiement de flux logistiques par Air en @hautsdefrance, porté par l’Agence Régionale d’Innovation & Développement. pic.twitter.com/9ZwsRpuPnW
— e-Valley (@eValley_fr) November 7, 2019

小型の飛行機なので、高度3000メートル・50キロを飛ぶことができますよ。