画像:Vesa Minkkinen,Pixabay
フランスのアイコン「エッフェル塔 」
このアイコンを駆け上っていく大会、
「 la Verticale de la tour Eiffel 2019」が今年も無事におわりました。
エッフェル塔の頂上まで、どんだけ早く着くか競う
今年で5回目の「 la Verticale de la tour Eiffel 」。
競技内容はいたってサンプル、
「エッフェル塔の頂上まで、どれだけ早く駆け上がれるか?」タイムを競う大会です。
この心臓に悪そうな大会に今年も多くの参加者が奮闘しました。
大会にはミス・フランス2019も参加
2019年の参加者は130人。
大会に参加した有名な方では、ミス・フランスの「バイマラマ チャペス」さんもいます。
参加者の内、40人の人たちがエリートグループと言われており、このグループに属している人たちは10分以内に頂上までたどりつける人たちです。
このエリートグループの中には、2016年度大会の最高記録保持者や、 国際的なウルトラランナー「 Gediminas Grinius 」さんも参加しています。
5回目の大会にしてなかなか有名な選手も参加するようになり、一段と熱くなってきました。
エッフェル塔の頂上276mまで、1665段を駆け上がる
簡単なようで、なかなか辛い競技だと思いますが、
エッフェル塔の頂上276mまで、
1665段の階段を一気に駆け上がらなければいけません。
休みなく階段を駆け上がる…
ミスフランスは相当スポーツをこなしている人なのでしょうか?
なかなか普通の人ではできない事だと思います。
優勝をめざすには?
頂上に上るまでのタイムは10分を切らないと難しい。
一段を1秒で、休みなしでのぼっても「1665秒」。
およそ28分かかってしまいます。
10分を切る為には、最低でも「1秒で2.8段」 駆け上がる必要があります。
大会の記録は「7分46秒 」
そして2016に開催された大会のタイムが「 7分46秒」。
このタイムが今までの最高記録です。
エリートグループの中には、このタイムに近づけてくる人もいるので、 優勝を目指すには 「1秒で3.6段 」が目標になります。
優勝者がいつも同じ人
ニューバランスもスポンサーになっている、この大会。
実はちょっとした落ちがあって(笑)
▼上のビデオがなくなっているので、下のリンクに動画が参考です。
2015年の第一回目の大会から、ずっと同じ人が優勝しています。
笑顔が可愛いこの男性。
表彰台に上ったときのテンションが明らかに他の2人と違います。
応援したくなる可愛い笑顔です。
この人が階段レースのスペシャリストといわれる、 Piotr Lobodzinski さん。
2015年から5回連続で優勝しています。
今年のタイムは「7分53秒」。
記録更新ならずでしたが、今年も勝者に輝くことができました。
ちなみにですがこの方エッフェル塔だけでなく、エンパイアステートビルの階段レースでも優勝されています。
やっぱり階段レースのスペシャリストですね。