外国人が日本で地味に驚く事、感じる事。 日本通がジワジワと発見しだすジャポン

外国人リピーターが日本に来て地味に驚く事、感じる事日本すごい

(アイキャッチ画像:Fumiaki HayashiによるPixabayの画像)

電車が定刻通りに運行しているとか、トイレがウォシュレットでボタンが沢山あるとか、寿司が美味しいとか、新幹線が早いだとか、etc…

メジャー級の日本の素晴らしさは既に外国で周知されていますよね。

ですが、何度も訪日している外国人にしか気づかない事など、日本通になっていく内にジワジワと分かりだす事ってあると思うんです。

なので今回は、訪日外国人、特にリピーター層が日本に来て地味に驚いている事をまとめてみました。

外国人が日本に来て「地味」に驚いている事、感じる事

リピート訪日外国人が、大きな驚きではないけれども地味に驚いている事のまとめ。ランダムに紹介します。

日本人の飲みにケーション時のテンションが高い

普段はシャイで無口な人が飲み会の席で饒舌になったり、大きな声で騒いだりと、お酒の席で人が変わったようにハイテンションになる人いるんじゃないんでしょうか?

職場では言葉数の少ない人が、飲み会の席でベラベラと話し出すなど、お酒の力で人が変わる様を多数目撃して、日中の性格との差に驚いています。

滞在歴が長くなると、飲みまくって酔っぱらっている人、電車の中や道路で寝ている人、飲み会で帰宅が遅くなり一人で夜道を歩く女性の姿を目撃する機会も増えていきますが、日本の治安の良さを実感する場面です。

仕事帰りの飲みにケーションや、仲間内での飲み会など。これを通過して親睦を深めていくのがほぼコース化されているので、多くの場合、このテンション高めの飲み会に適応できるかどうかが日本に馴染める分かれ道だったりします。

切手を貼ろうとしたら濡れたスポンジが設置してある

旅先からのお便り嬉しいですよね。大事な家族や友人に絵葉書を送る為に日本の郵便局に行くと、一つだけ外国人には見慣れないものがあります。

それは、濡れたスポンジなのですが、このアイデア商品を初めてみる外国人にとっては、それがまさか「切手貼り用のスポンジ」だとは思いもせず、舌でペロッと舐めて切手を貼ってるかもしれません。

サンプル・ティッシュがなかなか貰えない外国人勢

何度も来日して観光気分が抜けてくると道行く人を観察できる余裕が生まれてきます。そこで気付くのがティッシュ配りをしている人です。一度気になりだすとティッシュ配りの人に目線が向かいますが、日本ではティッシュだけでなく運が良ければサンプル品を配っている時もありますよね、無料で。

「何で無料で貰えるのだろう?」と、とても信じられない光景に見えるのですが、外国人の場合、勇気を出して自ら貰いに行かないとゲットする事が難しいのです。大体の人はスルーされています。日本に住んでいる外国人も何度か前を通った事はあるけれども「自分は貰えなかった…」と悩んでいる人は実に多いのです。

日本のティッシュは薄い

ちょっと汚い話をしますが、海外のティッシュは分厚いので一度鼻を噛んだくらいでは捨てない人がいるくらい丈夫です。フランスではポケットの中に使用済みのティッシュを入れている人もいるくらい、ティッシュが分厚く丈夫なのです。

反対に日本製ティッシュは、何度鼻を噛んでも鼻の下が痛くならないように、肌思いの製品が多い為、肌触りが柔らかくしなやかな薄いティッシュが多いですよね。

しかし、その良さや必要性が分かっていない外国人が多いので、日本のティッシュは薄いと文句を垂れる事もあります。

中毒性のあるJPOPが至るところから聞こえてくる

以外かもしれませんが、日本国内では至る所から音楽が流れています。

ドラッグストア、洋服屋、スーパー、パチンコ、駅など、街の至る所からJPOPが聞こえているのですが、いろんな店に通っていく内に「中毒性のあるオリジナルソング」が頭の中でグルグルと回りだすようになります。

日本語は読めるけどメニュー表の情報量が多くて固まる

バラエティ豊富な回転ずし、大人気のうどん屋さん、お好み焼き屋など…

気軽に日本食を味わう事が出来て、安い・上手いが揃っているチェーン店は入店のハードルも高くなくファンの外国の方も多いのですが、何度通ってもメニューの情報量が多すぎて注文がしづらい、分かりづらいと感じています。

写真入りのメニュー表なんだけれども、四方八方隅々まで情報で埋め尽くされているし、季節やフェアー毎にメニューが度々変わるので、ある程度日本語の読み書きができる交換留学生でもメニュー表を前に固まってしまう事もあります。

メニューに情報量が多すぎる、チョイスが多い、どこに必要な情報が載っているのか見つける事が出来ずに時間がかかってしまう事があります。

店員さんのラッピング技術が神がかっている事に気付く

海外ではギフト用にラッピングを頼んでも、雑過すぎるので折り目がぐちゃぐちゃだったり、包装用紙をジグザグに切ってしまう不器用な店員さんがデフォルトですが、日本ではそういった残念な店員さんに当たる事が少ないです。

皆さん手際よくテキパキとラッピングされていますが、折り目がぴっちりと箱の形に合っていたり、美しく見せるためのラッピング技術を学んでいたりとスキルが高いので非常に満足している人が多いです。

しかも、どのお店に行ってもプロフェッショナルな手捌きを目の当たりにして驚く外国人は多く、スピーディで正確な日本人のラッピング技術と、その素晴らしい出来に感心しています。

本や雑誌の付録が豪華過ぎて驚く

何かプレゼント的なものが大人用の雑誌の間に挟まっていて「あれは何?」と感じている人は多いです。

海外の場合、本屋さんに行くとシンプルに本や雑誌しか陳列されていません。付録付きはあるにはあるのですが主に子供向けの雑誌で、内容がショボく、正直欲しいどころか邪魔だなと思うくらいのレベルのものしかついてきません。

しかし日本では、子供向け雑誌・男性誌・女性誌関係なく、付録付き雑誌が当たり前にあって、プレゼントも洗練された物、欲しくなるものが多いですよね。

定番のトートバックはもちろん、スマホの防水ケース・ステンレスボトル・マルチポーチ・ハンドクリームなどプレゼントの幅が多岐に渡っていて、外国人勢はただただ驚くばかりです。


▼気になる付録つき雑誌の情報サイトでも紹介されているようなので便利です。

雑誌付録・発売予定表【随時更新】
付録つき雑誌の発売予定表です。女性誌、男性誌、ブランドムックなど最新の雑誌付録の情報を随時更新しています。

口元に手を持ってきて話す・笑う人が多いと気付く

口元にコンプレックスを持っているのか、癖なのか?

日本人、特に女性の場合、笑う時に手で口を隠したり、口元に手を添えて話すしぐさをする方が多く、外国人にとっては新鮮に見えてます。

「顔が小さいね」と言われ驚く。褒め言葉だと知らない

日本や韓国には「顔が小さいね」という褒め言葉が存在しますが、大体の国の人は小顔にこだわっていません

確かに外国の方は顔が小さくてスタイルの良い人が多いのですが、この「顔が小さい」というワードが褒め言葉だとは知らないので、意外と相手を驚かせるパワーワードなのです。

小顔に希少価値がある日本の文化を知らないので、どう返答していいのか迷い固まる事があります。

日本の虫がでっかくてビックリする

でっかい虫が現れて驚く欧米人は結構います。日本は虫の王国なので、外国には存在しない虫が多く生息していて、しかも大きいです。

虫以外にも、緑色のアマガエルが可愛いとか、蚊が無数にいて夜寝れなかったりなどの体験をするので、虫よけ製品や痒み止めを慌てて買いに行く人達が後を絶ちません。

公立校の設備が立派過ぎて苦笑する

「あの立派な建物は何?プールついてるの?あの大きな体育館も?えっ、調理室、音楽室、理科室まで…演奏できるほどの楽器が揃っているの!!」と日本の教育設備の充実度が凄すぎて失笑している外国人が大多数です。自国との学校の差に驚愕している人は、ほぼ100%といっても過言ではないくらいです。

日本の教育レベルは素晴らしいので、実は放課後に習い事をしなくても学校ですべてを体験できています。そのため外国では考えられないような設備が各学校に揃っている事に驚きを隠せない外国人が圧倒的に多いのです。

道端で何度も会釈(お辞儀)をしてる

日本人と言えばお辞儀なんですが、誰かとばったりと道端で遭遇した時など互いに会釈し合いながら会話をしている日本人の姿は新鮮です。

「お辞儀は一度だけでなく、同じ人相手に何度も何度も会話中に繰り返されているんだ!」という発見があるようで、母国に帰れば日本人の見分け方が直ぐに出来るようになります。

外国人は猫舌多し。食べ歩きで口の中を火傷する

アジア圏は屋台の文化があるので、観光地・道沿い・商店街と小さなお店が沢山並んでいて小腹を満たしてくれる食べ物が多数存在しています。好きなものを一つから買えるのが魅力なので、色々と食べ歩きを楽しめるのも日本観光の醍醐味です。

アジアの中でも日本人は食にガッツがあり、海外の食べ物をさらに美味しく追及したり、新しい食べ物が次々と流行る国なので、料理のジャンルが幅広く食べてみたいものがそこら中に広がっています。

レストランに入らなくても、たこ焼きを買ったり、たい焼きを食べたり、お肉屋さんのコロッケを試してみたいと挑戦しますが、日本の出来立て熱々商品に慣れておらず猫舌の人が多いので、口の中を火傷する経験をします。

飲食店専門のビルに驚く。ディープな店を発見したくなる

食べ歩きでも紹介したように、日本人は食べ物にこだわりがある人、食に対してガッツがある人が多く、外食の頻度も高いので、飲食店の数が唸るほど多くどの店もレベルが高いのが特徴です。

外国人から見て珍しいと感じるのは、飲食店は1階だけでなくビルのフロア全体に点在している事、飲食店専門のビルが存在している事で、その数に圧倒されています。

1度目や2度目の訪日の際は、入り易そうな1階に店を構えているところから挑戦しますが、在日外国人やリピーター訪日外国人で好奇心が強い人は、どんどんとディープな店を発見する事にステータスを感じていくようになります。




外国人リピーターが日本に来て地味に驚く事、感じる事。(2)に続く…

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